2021年1月21日木曜日

せっかくだから、多摩川まであるいてみようか

 どんと焼の撮影ができなくなって、このまま帰るのもなんだしと、少し歩こうかと向陽台までバスで移動して、多摩川につながる小河川(小川)沿いを歩くことになった。Mさんが地理に詳しいし、Hさんもよく歩き回っているところとのこと。心強く思いながらついて回り、後になったり先になったりして、撮影人特有のうろうろ歩きをしながらのツアーとなった。

「知らないところ」を見るのは、遠くへ行く旅と同様で目に入るものがみな新鮮で、ちょっと弾んだ気持ちになる。鵜の目鷹の目でシャッターチャンスを拾うように動き回って、例のごとくシャッターを押した。











 

2021年1月17日日曜日

ご多分にもれず、どんど焼きは蜜避けて撮影不可

 膝の痛みもあり、とりあえずもっぱら家の生活で過ごす以外ないなと、巣籠生活をしていたら、写真ゼミのMさんから稲城市でどんど焼きの催しがあるから、撮りにというお誘いがあった。足の痛みが引いて調子が治ってきているので、でかけてみることにした。

 あらかじめ場所をメールで知らせてもらったので、現地までの道筋の心配はなかった。若葉台から15分ほど歩いて現地に行くと、松飾りや書初めを持った人が受付で係の人に手渡していた。少し離れた場所に火をつける前の「やぐら」が鎮座されて、消防団と何人かの役員さんらしき人達が準備をしている様子。

 ところが受付を通り抜けようとしたとき「写真撮影はダメなんですよ」と止められてしまった。コロナ汚染拡大対策のためという断りだった。「今のうちに受付の位置から」と声をかけてくれたので、遠くからになったけれども、かろうじて「記念写真」は撮ることができた。せめて火をつけるところをとの思いも果たせず、コロナへの恨みをつのらせて引き下がるよりなかった。









2021年1月15日金曜日

中古は中古より上にはいかない?

 5日に診療所へ行ったときは、久しぶりのウォーキングで足の痛みがひどくならないかと心配をした。帰りは歩いたほうがいいかと思っていたのに、痛みは出なかった。ちょうど切れていたコーヒーを手に入れようと、いつものウォーキングコースをまた歩いた。そしたらまた膝わきに痛みがでてきた。

 外に出るのことが少なくなって、たまに出ると気分がいいものだから、ついいい気になって歩きすぎる。中古時代をとうに過ぎた身体なのに、まだなじめずに付き合うのは、逆説的に言えばまだ若いということになる?でも馬鹿なことをしている。13000歩いたくらいでこの体たらくでは、よっぽどの柔なんだ。歩数20000でも平気な人がSNSに投稿しているのに、情けないことだ。


 

2021年1月13日水曜日

初診療

  5日、定例の診療日で診療所へ行く。三日ぶりのウォーキングになった。いつも通りにバス通りを歩いていく。そんなに多くはないが人通りはそれなりにある。予約が徹底しているのか診療所の待合室は空いていて、いつものように着いたとたんに名前を呼ばれる。

 医師に問われて、変わったことがないといつものように返事すると、聴診器を当ててくれる。心雑音も「異常ありません」と。その速さにやや心配しながらも、総体で心配のない状況と読んでのことだろうと、思うことにしている。いつものように同じ薬をもらう処方箋を出してもらって、薬局へ。薬局でも一言二言やり取りをして、今年の初診療を終えた。

今年のカレンダーの表紙はこれにした

2021年1月7日木曜日

4人会食8時までならいいと、決めることかね

 気をきかして決めたつもりなんだろうか4人で8時までならと…。国会議員が決めることなのか。なめているのかとしか言いようがない。感染に対するリスクと生活の影響でどれだけ苦しんでいるのかがわかっていない。わかろうともしないのだろう。やることなすこと頓珍漢で、春先に問題視されていることにも対応していない。こんなことやっているからコロナに嘲られるのよ。日本は終わる…。

 NETを見て感染状況のニュースを拾ってみた。公務職場でも感染が広がっている。

 ~朝日新聞アピタル 2021.1.6

 自宅や屋外などで人が亡くなった際に警察が対応した事案で、新型コロナウイルスへの感染が確認された死者が昨年12月までに計122人いたことが警察庁への取材でわかった。都道府県別では東京が36人で約3割を占め、大阪(25人)、兵庫(11人)、神奈川(9人)、埼玉(7人)。

 12月に入って56人と急増。このうち、自宅や高齢者施設、宿泊施設などにいて死亡した人は50人、路上など外出先にいて死亡したのは6人だった。死亡する前に感染が確認されていた人は18人、コロナ感染の疑いがあるとして死後にPCR検査をした結果、感染が判明した人は38人いた。

 ~TBSNEWS 2021.1.6

 新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、警視庁・尾久警察署長の男性警視(60)です。署長は、大みそかから元旦にかけての警備を視察した後、1日の午後に37.4度の発熱があり、3日にPCR検査を受け、5日夜、陽性が判明した

~東京都防災ホームページ(1日~7日)

(第1309報)都立広尾病院における新型コロナウイルス感染者の発生について(第2報)

(第1310報)都立小児総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について

(第1311報)都立神経病院職員の新型コロナウイルス感染について

(第1312報)都立松沢病院職員の新型コロナウイルス感染について

(第1313報)都立駒込病院職員の新型コロナウイルス感染について

(第1332報)都立墨東病院職員の新型コロナウイルス感染について

(第1333報)都立多摩総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について

(第1340報)交通局職員等の新型コロナウイルス感染について

(第1342報)都立学校における新型コロナウイルス感染症への感染について

(第1343報)中央卸売市場に勤務する市場関係者の新型コロナウイルス感染について


2021年1月4日月曜日

奉納能のあとは外出避けて自宅生活続く

 元旦に息子の奉納能に行く。鳩の森神社は千駄ヶ谷にあるので、大晦日に車で家を出て15分ほどで着く、近場でも足掛け「二日の行程」になる。境内の一角にある能楽堂で30分間ほどの公演なので、寒さは何とかこらえられるが、今年の場合は風もなくてこらえる必要もなかった。

 コロナ禍で、神社の方も参拝者が少ないだろうと思いきや、昨年より多い人たちが訪れていて驚いた。感染者の増大や医療体制が危険という報道がしきりにされても、「願」を大事だと思う人たちなのか、逆に対策の頼りなさに願掛けとなったのかわからないが、それならなにかわかる気もする。公演も今回は4人でしきることになったとかで、素人目には少ないだけすっきりしたものになった気がした。












2020年12月31日木曜日

クロダイがミカンを食べるのは悪食?それにしても

 湯河原のミカン畑から落ちて転がり、川から海に流れたミカンをクロダイが食べるという。房総の方ではクロダイ釣りの餌にスイカを使うということもある。魚の知恵なのか進化か生き残りかにかかることなのかわからないが、なにかの必要条件に迫られて食を満たしているのだろう。クロダイのように悪食と言われる魚たちも、およそ自然らしさを遠ざけられてしまった海辺で、さんざんな目にあいながら生き続けているのだろう。

 悪食の定義が「人が食べないもの」を食うということだが、魚に対して例えばイワナが悪食、クロダイが悪食…などとよく言う。でもそういう人間様ほど悪食なものはいないと私は思う。「人が食べないもの」との定義でしても、新型コロナで話題のコウモリを食ってしまうのも人間様だし。魚のえさになるアミやイワシなどまで食い尽くしているのも人間だ。果ては(魚)卵類まで「美味しく」いただく。「人が食べるもの」の範疇にここまで入っていて、人間は悪食でないと胸を張れるわけがない。 

 海岸エリアの利用で開発という名の環境破壊と、熾烈な漁獲量確保の競争でどれだけの魚類を再生困難な環境に追い込んだのか。仕掛けたのは人間の方だ。遅きに失するほどでも、ようやく成長の有りようが問い直されてはきた。自然のダイナミズムな変容にマッチした対策が必要なのだろうと思う。

 アムール川から流氷と一緒に運ばれる鉄分などの栄養は、親潮に乗って運ばれプランクトン繁殖のもとになっていた。おそらくは気候変動の影響をうけて「流氷が減る」ことで、運ばれにくくなる、否定的な動きになったのではないか。北海道での魚類海藻類の水揚げが減っているのはこうした背景があると思われる。

→ 北海道大学低温科学研究所

アムール川が運び、大陸棚に堆積した鉄は、この二つの海洋の動きによってオホーツク海の中層を通り、千島列島付近の潮の動きによって広く親潮の表層へと運ばれていることがわかってきました


われわれはまだこんなところにいる。これは悪いことではないし、好ましいことだがこの先が思考停止ではまずい。

<主なフルーツ魚>

鹿児島県:柚子鰤王

大分県:かぼすヒラメ

香川県:オリーブはまち

愛媛県:みかんブリ

広島県:レモンはまち

三重県:伊勢まだい *伊勢茶を使用

2020年12月27日日曜日

クロマグロに、ミカンを食わせてまでも刺身を食う

 魚類の養殖が食に貢献していることは違いないが、なにかひっかかりがある。魚が自然再生していないことには大きな問題がある。魚はいまや大方が養殖だよりになった。カロリー過多とメタボ指標に追いかけられる身であれば、「養殖してまで食べる」ということとは、矛盾することではある。それでも美味しいマグロの刺身を食べるのが大いなる楽しみで、口に運ぶのをなかなか止められないのが率直なところ。

 ブリの養殖はかなり以前から盛んに取り組まれて、近海の漁獲量の低下を穴埋めするみたいなことになっている。宴会で皿に盛られた刺身を見ながら、イワシのミンチに抗生物質をたらふく混ぜられた餌を食ったマグロかな?などと考えると、ちっともお酒がおいしくなくなるので、そのときは忘れることにしている。

 クロマグロの養殖ではミカンを食べさせるのだという。生臭さも魚の持ち味だと思うけど、美味を手にいれようとする人間の勝手さ、というといいすぎかな?減り続けている漁獲量規制の枠づくりが懸命に議論されている。「人間側の横暴」で魚の生息環境が悪化し狭隘化される一方で、漁獲高の競争が激化していく。

 挙句の果てには人工の場で制御させられるとは、まるで生き物の豊かな生態系など、お構いなしということになっている。美味しさとか好みとかの追求をすることを当然視するばかりでは、自然の再生の循環を掻きまわし、壊していくことにつながるのではないか。人が摂取する総カロリーと自然界から摂り入れるカロリーのバランスのようなものを考えて、合理的なスタイルを構築することが必要ではないかと思う。


太平洋クロマグロの資源管理をめぐる国際会議

AI活用した養殖技術の開発も クロマグロの資源管理の強化が引き続き求められる中、マグロの安定供給に向けて養殖の効率化を目指す取り組みが進んでいます。このうち、大手商社「双日」の子会社では、長崎県の日本海沿岸にある養殖場でAI=人工知能を活用した養殖の技術開発を行っています。海水温や海水に溶けている酸素の量、天候などの膨大なデータを収集して、AIによってマグロが食べる餌の量との関連を分析し、最適な餌のやり方を見つけ出そうとしています。また、生けすの水中の映像から魚を1尾ずつ認識し、マグロの数や成長度合いをより緻密に把握する技術も取り入れる予定です。





2020年12月22日火曜日

ウォーキングもままならないけど頑張って新宿御苑へ

 定期的に外に出るのも難しくなってきた。近場を歩くのは一人ならそう問題がないことでも、気分的に気軽に行くというふうにできなくなってきた。亡くなった年寄りがよく外に出かけて、餅菓子屋からせんべいや餅を買ってきていた。なにか動機をもって外に出ること今は十分理解できる状況になった。

 日をおいて外に出たとたんに、この時とばかりに長く歩くものだから、足に疲れが残るのは当然のことになる。

 何日かおいたので、よしと構えて新宿御苑まで行くことにした。娘としゃべりながらだったから、意外と早く公園に着いて、残った秋の雰囲気をカメラに収めた。広い芝生に密にならないグループが、交流していた。若者の自粛が取りざたされているが、「経済を支えている」若者にじっとしていろということばかりでは気の毒にも思う。たしかに飲み屋でおおらかに飲食をしているのは見かけるが、それをもって「気が緩んでいる」ということをもって感染拡大の責任を全部被せることしては、必要で的確な対策を打たないことが免罪にされかねない。








 

2020年12月17日木曜日

ビフテキ会食するほどの図太い神経があれば、旅にも行けるだろうに

  正直活力が低下をしてきているから、無理のないところで動かなければならないところ、急に長距離を歩いたりするものだから、足が痛んできた。それが膝のわきの筋のあたりで、足をつくのも痛いし立ち上がる格好がまた響く。寝るときも横に寝ると痛むのであおむけのままという格好だった。サポーターをつけて「白金カイロ」を挟みこんで温めたら、功を奏したのか意外と思ったより早く痛みがとれてきた。

 なんとか旅に出て紅葉にありつきたいと思っていたのに、コロナ感染拡大の壁あり膝の不調もありで、体調回復に傾注するしかない状況。仕方なくこれまで写してきた写真を眺めて「紅葉狩り」することにした。












2020年12月13日日曜日

寒くなった公園をうろつき歩く 写真成果は不明

 夜カメラもって歩くとなにかイメージとしてよくない。でも夜の写真を撮るのは、今はカメラの感度が上がっていてとても楽で、撮影の幅が広がる。今年は紅葉の素晴らしい景色を狙う旅はお預けを食らっているから、近所をあさることしかできない。これまでの大体のところは、もう飽きがくるほど回ったので、それで近くの公園に、夕食をとってから、でかけてみることにした。

 広い公園の半分以上にシートが被せられ、「芝の保全のため」と断り書きがあった。残りの部分で親子らしきグループがサッカーをしていた。植込みの間を走り回る子もいた。これもコロナ禍ゆえのことだろうか。この場所からは都庁が見えて、今回も「青色」のライトアップが、奇妙に浮き立って見えた。秋模様は灯を頼りに「どうかな」というほど撮ってみた。夜だから、モノクロの現像をしてみて、一工夫してみたつもり。プリントして運んだ写真は、ゼミ休講で不発の憂き目になった。これも汚染拡大のおかげ。