2012年6月15日金曜日

スペインの旅シリーズ1

 どうしても行きたいわけでもなかった。と言ったら誘ってくれた人には失礼してしまうが、日ごろは、海外旅行に行ってなにがいいのか面白いのかと思っていたのに、ニンジンを見せられた馬のように、前に動き出してしまった。


 写真を撮るという楽しみを持っていなかったらば多分そういう気持ちにはならなかっただろう。観光ばかりでないところ、なるべく生活がみえるところ、近いところを撮ってみようという目標だったが…。
 
 バルセロナの「サグラダ・ファミリア」は人気のあるところらしい。1882年から作り続けている教会。おおらかと言うのか、日本のスカイツリーのように計画的にいつまでに作り上げるという「生産」ではなくて、着想した昔の意図をあくまでも生かしてじっくりと完成させる。


 時代が変わっていったとしても受け継いで造っていくという。使い捨ての国には考えられない発想だ。「だから経済が」などという声も聞こえそうな気がするが、130年たっても「変わらないもの」としての存在感をもっている。日本人の建築家も手掛けているという。
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