2012年8月19日日曜日

知的な潤いで満たされた

 案内をいただいた須山敦行さんの「風景スケッチ展」を見に行った。バイクに乗っていった先でスケッチをしたもので、いわゆる絵葉書的な風景とは一味違う図柄を描いたものだった。

 自分もそういう景色が好きだから、親しい感じでみることができた。淡い色と線で描いているので、カメラで撮る「ピントぴったり」とまったく異質な自由さと柔らかさを感じた。

 その上に、俳句をたしなんでおられて、もし自分ならワザとらしくひねっくってつくるであろうところを、ストレートで端的に表現されているので、とても好感をもてた。余韻を味わいながらの帰り道、喫茶店で暑さしのいだが、店を出たときは未だ夏を感じさせる太陽がきつく照らしていた。

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