2013年12月21日土曜日

うるさい音と必要な音

 うるさい音はいやなものだ。ようやく家の近所の建て替え工事が終わって、新しい住人も転居してきた。およそ年の間家の周りの5件の新築があって、毎日の工事の音が続いてまいった。そしたら今度は下水工事のための道路を切り取る音が出て、そのあとは道路工事も入ってまだ続いている。長い間の騒音はとくに夏の間は窓を開くのでダイレクトに音が入ってくる。

 国会周辺の特定秘密反対や脱原発の声は、必要欠くべからざるものだから騒音とはならないが、癪に障る人から見たら騒音ということらしい。それどころか「テロ」までという評価をいただいた。騒音で言うなら直接の経験はないがオスプレイは90デシベル以上もあるということで、地下鉄の電車の走行音以上で、これはうるさいという範疇だ。演習の下で生活する人間も動物たちもたまったものではない。そのうえ時々落ちるらしいから、こっちこそ生活を脅かす「テロ」と言っていいかもしれない。

 音は高齢になるにしたがって聞き取りにくくなる。聞こえないほうがいいことも多々あるが、最近のハイブリッド車などは音がしなくて、歩行する方が危ないという事態が起こっている。これは静かな方がいいとはいいきれない。バイオリンの音が聞き取りやすいからと、それを基にした研究がされているとか。
 カメラのシャッター音は「偽装」だ。これはシャッター音が長年の親しみというか、文化に属するものか、撮ったという実感を持たせるために必要なものとして、擬音がセットされている。携帯電話やスマホなどの撮影音は、被写体側の保護にかかわるものかな。気軽に撮影されて野放しでNET投稿されたりしたのではよくないから、これも必要音か。




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