撮影をしようとしたところは、グーグルマップの航空写真で見ると、かなりな規模の採石場に見えた。写真撮影にはものたりない感じだったので、今後の宿題になった。(今後の宿題が後の祭りにならないように祈る)
削られている山は、歩くとあちこちで結構目立つ。山にある石灰、砂利を供出してコンクリートとして利用される。昨今の都市部での再開発の元になっていることを想像すると、「山を削って都市のビル建設へ」が浮かび上がる。そのほか道路敷設などにも使われているし、従来からダム建設でも大量に全国で利用されている。(今もある)いったいどれだけの山を削っていることだろう。
今回の撮影で撮った写真は、温泉街もかつては栄えていただろうことがわかる。一路「過疎化」へ向けて時間が流れていることが見えた。過疎化はここだけではないが、活気があるのは砕石工場だけ?それだけが生き残りなのか、そんな未来が続いていくのかと思うと暗然とする。
都市開発をどこでも強引にすすめて、より自然と山の減殺をしていくことはやむを得ないことか?SDGs(持続可能な開発目標)と反省めいていうけれど、「持続可能な」の物差しとはどこにあるのか。山の美観はもとより、樹々、草、花、動物たちの生息エリアは縮小される。都心の再開発で建設される高層ビル、億ションの「価値」はそうしたうえに成り立っているのだなと再確認したところだった。
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