備蓄米の放出で少しでも安いコメを求める消費者の姿が悩ましい。多少の放出で流通に入ってくるコメのちっとばかりの値下げで、天下を揺るがしているかのような報道ぶりはバカバカしい限り。この少々の俵(米)のサービスで参議院選挙の「票」を釣ろうかという、姑息な方策で「それしかないんだね」というリアクションを取ろうかとは情けないこと。
都議会議員選挙のおりにはシンジロウさんの肉声のレコーダーで電話がかけられたという。「迷惑電話」でずいぶんはじかれたのでしょうね。米の生産量が少ないことが各方面から指摘されても、まだ「増産に踏み込む政策」を取ろうとしない。「作付面積は増えている」などと他人事のような有様だから、先のコメの値段はまた同じように高値水準に引っ張られることになるのではと言われている。
能登、白米千枚田の風景を撮りに4回通った。
地元の農家はすでになく、隣の村の農家が支援して観光農園として、オーナー制度によって米作りを維持していた。米の生産は観光とは違う。日本の食の根幹にある米が、観光の中で「米作りの大切さを伝える」ことしか生き残れないのは不幸ないこと。オーナーの田に、小泉純一氏と進次郎氏の看板があった。
2013年4月に公益財団法人白米千枚田景勝保存協議会に名称変更(旧財団法人千枚田景勝保存基金)し、「オーナー制度は米づくりの大切さを未来へ伝え、美しい棚田の景観を守る」ことを趣旨となっていた。
2011年6月世界農業遺産に登録
2013年4月11日 小泉純一郎氏と小泉進次郎氏が特別名誉会員に就任
2013年10月18日 総理大臣夫人安倍昭恵氏が特別名誉会員に就任
白米千枚田の今(ライブカメラから)
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