維新が連立するという話題でニュースは喧しく報道している。今日のモーニングショーではこのテーマで議論が進められて、猿田佐世さんが議員定数削減について「切られるのはあなたと私」と急所をつく発言されて、じつにきっちりとした「反論」だと感じた。そもそも企業団体献金、裏金問題をすっとばして、議員定数を減らせ(それも比例代表を)という主張はすり替えでもあるし、こういうことを「維新がこういう風に言っている」ということだけを垂れ流すのでは、ことの本質から遠ざかることになると思う。
その点でもよかったし、玉川さんから議員数の問題で、日本の議員数は人口当たりの国会議員数は5.7人で、主要先進国の中では米国に次いで少ないとの表が示されていた。比例代表を50人削減するとの政策を飲めと自民党に迫って、身を切る改革をしろということは、民主主義に反して少数意見(政治への要望)は切っていくということなので、今広がっている格差社会、差別社会が一層昂進することになる。マイノリティ、選択的夫婦別姓、身障者、生活保護受給者等々の施策が一層薄くなり過酷なことになっていくことになってしまう。
メディアの政治問題への取り上げ方が、これまでの政治に対する批判に目が届くようになってきたのは、これまでからみて皮肉だけれども結構なことだと思う。
維新の不祥事をまとめているサイトがあった。国会議員、地方議員にたくさんの不祥事を背負っている。「身を切る改革」とは己を指している?としか思えない。



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