2025年2月4日火曜日

侵略的外来魚から生態系を守るシンポ

外来魚対策をもう一歩進めようという趣旨のシンポジウムが滋賀県の琵琶湖のほとりで開かれた。琵琶湖では外来魚を釣ったらリリースしないで駆除の箱に投入してと、59か所に入れ物が置いてある。国や自治体の対応に甘さがあって、遅々として外来魚の繁殖が抑えられない。蜜放流と呼ばれる「拡散」に有効な手立てがとられないでいる。そこでもう一歩進めていこうという趣旨だった。

滋賀県の取り組みも漁業者の生活を守るための施策が進んでいるが、これは全国の中では特別といっていいのかもしれない。当釣りの会のように、外来魚駆除つりを実行しているところは全国ではない「希少な」団体なので、発表してくれとの「重い荷物」を背負わされることになった。

当会のようにフナ、ハゼ、ヤマベ、ハヤ、海タナゴなどの小物を釣る会として、日本の文化と伝統を引き継いでと宣う会はほかに聞いたことはない。江戸時代からのつりの伝統が現在も残されているが、外来魚の繁殖によって廃ることになるというあたりが訴えどころとみて、パワーポイントを使って資料を作り上げた。発表は慣れないことゆえ、2人力でやらせていただいた。












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