彼岸を過ぎて、まだ暑さを残しているが、稲はもう取り入れのシーズンになった。仙人家の窓に、稲のネグラを追い出されたカメムシが、冬を越す場所を探しにやってきた。外に積んだマキの皮にもぐりこんで、暖炉にくべるときに家の中に入り込むのだ。二階の軒先に蜂の巣ができていた。他の蜂かなにか天敵にやられて、ぼろぼろになっていた。
虚鯊は「ウロハゼ」。関西で好んで食べられている。すしネタでもいけるとか。「あーそーべー」は山形の方言で、一緒に遊ぼうとの意味。ウロハゼは関東の海でも増えてきているもよう。温暖化の影響かもしれない。夏のハゼ釣りのとき、マハゼに混じってつれるが、「つりの競技会」となると、邪魔者にされることがある。
2012年9月29日土曜日
2012年9月28日金曜日
昨日の続きを竜川で
水量が多いのは本流筋しかないだろうと、御所湖に流れ込む竜川(雫石川上流)に行ってみた。グーグルの地図検索で航空写真を見て、幅広い流れになっているので何とかなるだろうと思えた。春木場を目標にして、竜川に架かる橋を渡ってから河原まで車で降りた。眺めるとアユを狙っているらしい二人が座り込んでいる。竿は置き竿にしていた。すでにあきらめているのかといった雰囲気だった。
川は浅くて河原は広いし、石も大きくないから歩くのは楽そう。蚊バリが思い切り振れそうなところなので、昨日の続きをでカバリ釣りでやろうと決めた。
身支度をして入り込む。広い流れは幾筋も流れがあって、竿が振れる場所にはことかかない。何回も振っているうちに、振ったラインの先の針はほとんど見えないが、魚が蚊バリに反応しているのが見える。小さくポシャッと飛びついているのが見える。やっぱりなかなかかからない。ラインがしっかり飛ぶようにと心がけることばかりに気をつかているから、釣っているという気が湧かない。
おまけに型のいい魚が周囲で飛び上がっている。もう最後でと思った場所で、何気なく振っては3秒ほど流して、すぐに上げるというやり方をしてみた。これが「カラ合わせ」になったようで、連続して3尾(小さいハヤ、ヤマベ、ヤマメ)がかかった。カラ合わせは、本来の釣り方ではないだろうなと思いながらも、振る回数が短くて多くなる分だけ、蚊バリが落ちた後の位置の想像がついた。
蚊バリ釣りは、腕も痛くなってきたので終了し、黒川虫をとって餌釣りに切り替えた。思った通り、ヤマベのよい型が反応してくれた。流れのゆるいところを流すとハヤ。流れの落ち込みの大場所で20センチ級が3尾かかった。ヤマベ13尾小型のハヤ10尾は夕げの唐揚げの食材になった。
竜川
2012年9月27日木曜日
今年最後の渓流釣りの首尾は
岩手県の南畑川で、カバリで振ってみた。といえば格好がいいが、実戦で振ったのはこれまで何回もない。実は餌にキジとブドウ虫を用意してあったのだけれども、目的の鴬宿温泉上流のねらいが、あまりの水量の少なさと、苔の繁茂でつりには向かないとあきらめて、下った南畑川でやってみることにした。
水は澄んでいて、ハヤとおぼしき魚の姿が見えるので下流に回り込んで河原に降りた。大体カバリの振り方がなっていないのはわかっていたが、200メートルくらいの間練習のつもりでやってみた。ラインがきれいに飛ばせるのが何回もないし、肝心の針がどこにあるのかさえ最初はわからなかった。
やっているうちに、小さな魚が反応しているのがわかったから、もしかしたら間違って…。期待しながらもまあ無理だろうと、振りながら暮れなずんできた川面を上った。
あきらめの気持ちが膨らんできたところで、ラインの下方の目印(ラインの色が変えたある)がスーと走った。瞬間をあわせたら、魚がかかった。あれかかったと喜んで小さな姿を引き寄せてみると、ヤマベだった。水が澄んでいるせいか、白くてきれいなものだった。
よしと、もう一つ上流の場所へ。多分ここで暗くなってしまうだろうなと思いながら、振ってみた。教えてもらった振り方を確かめながら、何回か振っているうちに、ラインが気持ちよく伸びたと思いきや、またスーと動く。またヤマベだった。もう一回またヤマベ…。
もうラインが見えない。その瞬間多応えの違う当たりが…。ヤマベは十数センチだったが、それよりは明らかに大きい手応え。と、合わせた瞬間水際でバレた姿が見えた。
2012年9月26日水曜日
夜活動するのはDNAに反する?
人と土とは切っても切れない縁がある。住処も、ビルのマンションよりは小さくても庭が付いているのがいい。(もしも私が家を建てたなら…♪)大概の人は土に近いところをもとめる。
人生の熟年ともなると、庭いじりか庭がなければ植木いじりを始める人が多い。育てるという作業が人にとって、潤いをもたらすような何かがあるのだろうか。
農耕中心で暮らしていた時間は15000年もさかのぼるから、相当長期にわたって人の生き方を支配してきたといえる。明るいうちは田畑で働いて、暗くなったら家へ帰る。(明かりが使えるようになったら、「夜なべ」の仕事があった。)その長期の積み重ねが人のDNAを作ってきたのではないか。体内時計云々という話はそのことを指すのだろう。
夜寝ない町は、世界中がコンピュータネットワークでつながり、「儲けの情報」を早くキャッチすることが必要なったところにできあがった。社会の活動スタイルの変容が、私たちのDNAの変化を要求しているというのだろうか。
非正規従業者が、1年の就業期間、超過勤務の支給もないなどの処遇改善のために労働組合を作った。ハローワークの話となれば、漫才のネタにもできない笑えない話。不条理に出来上がってしまった社会に、土を触る生活をして自然に触れて暮らすことが、一つのテーマになっている現代は、人の生活を見直す「回帰」になっているのかも。
2012年9月25日火曜日
スマートフォンなんか、と言うものの
なにで使っているのか最近電車の中で、ちらりと見たりするとどうも文字を追っているみたいだ。どうせゲームか何かで使っているのだろうと思っていたが、そうでもないらしい。
Facebookにはスマートフォンなどからの投稿がでてくる。ツイッターやブログ、各種のネットニュース情報はいま、流れていくように早いから、昨日と今日どころか、一時間後にはどう動くかみたいなことになっている。
日常の生活がそんなに振り回されるのは、好むところではないが、テレビの報道や大新聞などの時事ニュースでは間に合わない情報が行きかっている。確かにテレビニュースの数分間の枠や机上で作成したような記事では、今の社会で起きている事柄を拾い上げて伝えることにはできないだろう。
しかもテレビのワイドショーは判で押したように同じで、ニュースで報道していることをネタにしてコメントをするだけのこと。不足の部分をネットが補っているようなものだ。NHKにしても民放にしても、ネットから取り寄せた情報をネタに使っている番組さえでてきた。そうすることが、ネタの拾い上げに効率的で人件費のかからないやり方になっているのだろう。
SNS(交流サイト)に投稿された登録者のコメントは、ツイッターやFacebook、グーグルプラスなどで、時系列に流れ出ているからこれを介しての「コミュニティ」と「友人」づくりが成り立っている。スマートフォンはどうやらこの器具として、有力で簡便なツールになっているようだ。いまどきの秒刻み分刻みの忙しい生活では必需品なのかもしれない。
2012年9月24日月曜日
2012年9月23日日曜日
実りの秋2
庭に小さな花壇をつくって遊んだことはあっても、畠のことを直に心配したころなどはなかった。仙人の家は、ナス、トマト、ササギ、ピーマン、トウモロコシが、植えられている。苗の数はたくさんないが、それでも今の時期は少人数で消化するには忙しくなる。
枝豆は一時にたくさん収穫されたので、近所に配ってあるいたらしい。東京にも送ってもらったが、実が入らずに薄っぺらなものだった。しかし、味と香りは悪くなかった。トマトは小ぶりで、それこそ商品としてみたら成り立ちそうもないものだが、これも味と香りがよい。
皮は固いが、最近こんなに味わって食べたことがない。生ものは成熟したものを早く食べるのがいい。ボチボチ食欲も減ってきた身には、美味しいものを少なめに食べる方が、理にかなってメタボ防止になる。
トウモロコシ不出来
2012年9月22日土曜日
実りの秋
岩手山麓の道路を久しぶりに歩いた。登山道から下りてくる車がひっきりなしに走る。足元にリスが多分車に跳ねられたとみえる。身体の一部をつぶされてひっくり返っていた。今年は栗が豊富に実をつけているそうで、落ちた栗を拾うのに道端に出てきてしまったものか。
歩き始めは空気が冷やかに感じていたが、歩き出すと汗が出そうになる。無理をしないでUターンしてきたが、帰り道には被災リスはなかった。カラスかトンビがもっていったのだろう。自然界は自己完結型で、生から死まで、無駄なく出来上がっている。
2012年9月21日金曜日
ちいせぇ、ちいせぇ
パソコンの文字が小さくてねぇ。パソコンを開発する連中は、そんなことは織り込み済みで、拡大する方法はいくつもある。ところがなにせ、パソコンというのが最初は何が何だかわからない代物だからやっかいだ。
技術の開発はそうした問題の解決を目指すことなのだろうけど、これに限ってはあれこれの仕掛けが多すぎて、どうすればよいかよりも、自分で何をしようとしてるのかさえ不明になって、ただただうろついて疲れ果てる。
解決がなかなかつかないから、無為な時間だったと思ってしまう。ほんとは無駄遣いではないのだろうけど、こんな繰り返しで、ほんとにどこが便利な機器なのか、判然としない評価をする羽目になる。即決で分かるようになるためには、大枚をかけて勉強に行くことが一番手っ取り早い解決になる。なんだって金だ。
職場にパソコンが導入されて、各種の書類や申請書が「電子化」されていった。税の調査で「決定通知書」がシステムに取り込まれたとき、不服審査の説明文が小さい文字で印刷された。そういう「開発」になったとき、それはまずいんじゃないのという声があがった。不服審査という権利を説明する文が、虫眼鏡でないと読めないようなものでいいのか。今届く役所の通知類は、そう極端に小さくないから、改まっているかもしれないが。
2012年9月20日木曜日
政治が悪くて、悪を栄えさせるのでは。
8月28日付ニュース→NikkeiBP net
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高齢者を狙った消費者被害が年々増えている。国民生活センターによれば、全国の消費生活センターに寄せられた70歳以上の相談件数は2004年度に10万件を突破。2010年度には13万7000件を上回り、増加の一途をたどっている。
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詐欺の最たるものは公約とマニュフェスト。これも高齢者をターゲットにして、少々の「蓄え」からも金を引き出すようなことばかりしている。今年は介護保険、区民税、健康保険の徴収も遠慮なく年金からの天引きや「原則振替」制度で持っていかれる。
とどのつまりが消費税増税で、人生の営み全体に定率で税金を取り上げる増税が出来上がってしまった。相競って消費税増税を強行した政党の「総裁選」をマスコミが一所懸命取り上げるのも妙な感じだ。だいたい、一政党のトップポストの選挙は私的な行動だろうに。わざわざネタを拾い上げて報道する。もっとましなネタはないはけではないだろうに。
2012年9月19日水曜日
日航の再上場でビジネスOKならいいのか
日航の人員整理になった元機長は「格安航空の機長」にやっと「再就職」できた。そのベテランの機長は、日航が起こした御巣鷹山の航空機墜落事故を経験して、日航でも研修に取り入れて教えてきた人だった。16000人の人員整理(首を切りとは言わず)をした日航は、株式市場へ再上場を果たして再生したとNHKが報道した。
日航は2000億円の収益をあげながら165人を解雇したまま裁判中。電器産業は12万人の人員整理と勝手放題の様相。これも政府は自主的に動こうともしない。企業の社会的な責任あり方というのが全く見えない。株価が上がり配当があればあとは…というのは、あり方として間違いだ。
毎日のようにある通勤電車の「人身事故」はその土壌を誰が作っているのか想像できる。原因が雇用問題だけとは言わないが、自殺者の数は年3万人。10年で一つの自治体が消えていく規模だ。
日航は2000億円の収益をあげながら165人を解雇したまま裁判中。電器産業は12万人の人員整理と勝手放題の様相。これも政府は自主的に動こうともしない。企業の社会的な責任あり方というのが全く見えない。株価が上がり配当があればあとは…というのは、あり方として間違いだ。
毎日のようにある通勤電車の「人身事故」はその土壌を誰が作っているのか想像できる。原因が雇用問題だけとは言わないが、自殺者の数は年3万人。10年で一つの自治体が消えていく規模だ。
2012年9月18日火曜日
過去の歴史を置いておくのでは進まない
過去の侵略戦争の歴史は日本でも、政治の上で清算ができていない。ここから軍事行動による争いを「やってはならない」とする歯止めをかける主張が弱いのではないだろうか。中国政府も暴力を使うデモを民主的権利と思っているわけではないだろう。しかるべき対応をちゃんとするべきだ。
冷静にという主張が中国でもあると報道しているのに、日本のマスコミが煽り立てることばかりに腐心するなら、かつての違反の歴史を繰り返すことにつながる。81年前の今日、柳条湖の鉄道爆破事件から始まった15年戦争の悪魔の負遺産。
「関東軍が満洲事変の口火とするため自演の鉄道爆破事件を起こした謀略事件である」(ウィキペディア)ことを、知らぬ過去のこととしておくだけでは済まない。
自民党の総裁選挙で、「自衛隊を増員して…」などと言う程度の知恵だから、今まで領土問題が進展しなかったのではないか。領土問題を棚上げしてきたのは誰なのかさっぱり自覚がないようだ。NHKでも「暴動」を詳しく取り上げて報道するが、それなら40県以上で開催されている脱原発集会が、整然かつ冷静に中国よりはずっと大きい規模で行われているのに「詳しく報道しない」のはなぜなのか。
2012年9月17日月曜日
大きな穴。
朝がいくらか涼しい。起きたのはゆっくり目立ったが、ようやく歩く気が湧いてきた。夏の暑さのダメージがあるのか、やりたいことがスっと進められなくて、落ち着かない。表に出て歩き始めると不思議なことに頭が回転してくる。今日もカメラを持たずに出てしまったが、昨日までだった祭りの後かたづけを、どこでもやっていた。こういうところを撮れると、また祭りの違った雰囲気が捉えられると思うのだが、失敗。その代わりに携帯で、アンパンの大きすぎる穴を映像で撮ってみた。
2012年9月16日日曜日
神輿担ぐぞ
パソコン「業務」が一区切り着いたので、夕方散歩に出る。40分コースで区界まで回った。祭りの最終日だったから、あちこちで神輿を担いでいるのに遭遇した。カメラを持って来ればよかったなと思ったが、夕陽がかなり落ちているので撮るにはちょっと暗い状況だった。夕陽が斜めにさして神輿に日が当たったところなんかいいだろうなと、想像だけして見ていた。
道路沿いの商店が協力してやっているからか、若い人が担ぎ手でも活躍していた。祭りも年々盛会になっている様子だ。まだ暑いときに神輿を担いで大汗かいて、ビールを飲んだら美味いだろうなと、ちょっと羨ましい思いがした。
イベントと言えば11月11日に「原発は即ゼロ」の集会が「首都圏反原発連合」と「原発をなくす連絡会」双方で持たれるということだ。首都圏100万人占拠という行動としてやるそうだし、全国連絡会は全国津々浦々で多様な行動をと呼びかけている。日本有史以来の大きな抗議行動になりそうだ。氷川神輿は無理でもこちらは参加して、原発ゼロへのドラマを構成したいものだ。2030年まで原発稼働では、承服できない。
2012年9月15日土曜日
合唱団「むらさき式部」の元気伝わる
働いていた職場から生まれた合唱団が、25周年記念演奏会を催した。久方ぶりの音♪に、耳の奥に気持ちの良い響きが共鳴した。来場した人たちも元の職場の人たちがたくさんだった。お互いに「白髪増えた」と挨拶しあった。歌よし知った顔にあえてよし。和んだ日だった。
メールでは済まない用事
込み入った話はメールよりは、顔を合わせる方がいい。ひところまではメールだの携帯電話だのは、特別の「人種」と思っていたが、今は特別の人種にいやおうなく仲間入りだから、その大事さがわかる。桜木町駅で降りて偶然ヤカンに出会った。翌日のイベントで使うらしい、大きなヤカン。
込入った話は難なく終わって、生ビールで乾杯。偶然この日になった友人との宴会場所の川崎に向かう。駅はものすごい混雑だった。友人が見つけてくれて、美味しい焼き鳥を食べながら、釣りと写真の話に興じた。
2012年9月13日木曜日
Facebookのともだち
6月28日からfacebookに参加してみた。友達を作って、情報を共有したり情報で同感共鳴したり、コメントしたりしながら交流輪を広げていく。そんなことが薄々わかってきたが、わかるにつれて交流サイトとして相当ひろがっていくものという感じがするようになった。
この使用によって写真をアップして合評に近いことも可能になっているから、カメラメーカーが持つサイトにアップして友達に見せるという範疇は超えている。携帯電話のメールのやり取りとはまったく違った交流だ。使い方が呑み込めるまで、少し厄介だがわかってくると、さっき書き込んだ言葉への反応がすぐに返ってきたりして、交流の実感をもたせてくれる。
入り口で厄介だったのが、実名と写真を登録せよということだった。ツイッターやミクシーなどは実名を使わなくてもOKなのだが、これは違う。おまけに自分の写真を載せろというのには逡巡した。個人情報が使われて悪用などということが漠然と心配で、思い切るのに時間がかかった。
なにかの目的で、検索にかけられたらなどと心配を完全に払拭はできなかったものの、写真を載せたとしてもクレジットカードから引き落とされるわけでなし、税金の滞納処分に使われるわけでもない(滞納してない…念のため)。指名手配はまあないとして、やってみることにした。
恥ずかしながらわかっていなかった友達検索で、自分が管理しているメールアドレスに「友達になりませんか」という通知を出す設定をしてしまったために、全員に通知を出してしまった。どうも気が利きすぎているみたいだ。
通知が来たよと何人かの人に言われた。今、どうもその通知から登録をした友人がいるようなのだが、名前だけなのでそうなのかどうかがわからない。これでプロフィールの写真が載っていればわかるということだとやっと理解できた。それにあれこれの情報へのコメントや投稿が、プロフィール写真つきならお互いに信頼、安心感がある。ここいらが、「アラブの春」で活躍した理由かもしれない。
この使用によって写真をアップして合評に近いことも可能になっているから、カメラメーカーが持つサイトにアップして友達に見せるという範疇は超えている。携帯電話のメールのやり取りとはまったく違った交流だ。使い方が呑み込めるまで、少し厄介だがわかってくると、さっき書き込んだ言葉への反応がすぐに返ってきたりして、交流の実感をもたせてくれる。
入り口で厄介だったのが、実名と写真を登録せよということだった。ツイッターやミクシーなどは実名を使わなくてもOKなのだが、これは違う。おまけに自分の写真を載せろというのには逡巡した。個人情報が使われて悪用などということが漠然と心配で、思い切るのに時間がかかった。
なにかの目的で、検索にかけられたらなどと心配を完全に払拭はできなかったものの、写真を載せたとしてもクレジットカードから引き落とされるわけでなし、税金の滞納処分に使われるわけでもない(滞納してない…念のため)。指名手配はまあないとして、やってみることにした。
恥ずかしながらわかっていなかった友達検索で、自分が管理しているメールアドレスに「友達になりませんか」という通知を出す設定をしてしまったために、全員に通知を出してしまった。どうも気が利きすぎているみたいだ。
通知が来たよと何人かの人に言われた。今、どうもその通知から登録をした友人がいるようなのだが、名前だけなのでそうなのかどうかがわからない。これでプロフィールの写真が載っていればわかるということだとやっと理解できた。それにあれこれの情報へのコメントや投稿が、プロフィール写真つきならお互いに信頼、安心感がある。ここいらが、「アラブの春」で活躍した理由かもしれない。
2012年9月12日水曜日
給料が高いのはいけません~は誰も賛成できない
消費税増税が強行されて、担税能力のない人からももっと税を取ることになった。消費税増税をするなら自らの身を切るという理由で公務員の人件費削減を、国民への説明として使っている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
女性自身 9月5日(水)7時8分配信
不景気に苦しむ国民に消費税を求める野田首相。5%の増税をすると毎年、約13兆円の税収入となり、ギリシャをはじめとする欧州のような財政破綻を防ぐことができるというのだ。理屈はわかるが、はたして本当にもう財源はないのだろうか? これに対して「財源はあります」ときっぱり言い切るのは、公務員の給与を研究する賃金コンサルタントで北見賃金研究所所長の北見昌朗氏だ。
「国と地方を合わせた公務員数約392万人に今後20年間で支払うことになる退職金を以前試算したところ、累計額で62兆円以上もあった。これは消費税の4.8年分にも相当する金額です。中小企業の退職金が平均500万円であるのに対して、公務員の定年退職金は平均2千700万円ですから、単純に考えても、増税の前に彼らの給与をまずは見直すべきでしょう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こんな具合に、スケープゴートに使われる。
民間給与が、さしたる組合の対応もなくどんどん切り下げられるから、公務員の賃金が浮き出てくることになる。公務員賃金は、人事院や人事委員会の民間賃金の調査の結果を勧告する。議会がそれを決めているから、中小零細企業に比べたら差は出るが、「同規模の事業所」を調べているからおおすじ客観的のもので、高くなることはない。ほんとうは調査対象の規模も小さめを拾っている不届きさもある。
「公務員の人件費が高い」世論作りは繰り返されて、あたかもそれが財政を圧迫しているかのような宣伝をする。「増税の前に彼らの給与をまず見直すべきでしょう」というが、消費税増税が「彼ら」の責任で決められるわけではない。現行の選挙制度で当選した「彼ら」の責任でやっていることだ。
当の北見賃金研究所のHPを覗いてみたら
「中小企業は『国際競争力』を削ぐような『公務員並みの基本給・給与』制度をやるのは問題だ」と提言している。公務員、民間にかかわらず、賃金制度や処遇はよくしてはいけないと正直に言っている。民間と公務員の足の引っ張り合いになるように仕掛けられてる。本当の無駄を隠す役割はしっかり果たしている。
1999年と2004年の源泉徴収票をみてみると73万円の減になっている。それ以降も下がることはあっても上がることはない。近所の建売住宅が完成後なかなか売れなくて、4700万円から4500万円に値下げした。さもありなんと思う。
ハゼがおかしい
9日、木更津でのハゼつり大会が終わって、ハゼ釣りは終期が近い。今の時期はハゼが育って、手ごたえのあるハゼが釣れる。ところが今年は小さいのも目立つ。ハゼの産卵の時期がズレているということか。
ちょっと長いスパンで見ると、ハゼの釣れ具合が悪くなっている。釣りの大会の釣り場範囲を広げなければならないほどだ。産卵の時期がズレているのは、前年の親の育ちがズレたということ。想像の域は出ないが、例えば温暖化による水温の上昇が、プレッシャーになっているとか。
東京湾には限らないが、埋立てて工業団地にしてしまった臨海部に、今は干潟や浅瀬はないに等しい。釣り場にしているところに温泉ホテルが建ってしばらくたつ。地域活性のための施設として「歓迎」された。この廃水が40度あるというから、これが海に流れ出せば、スズキにはいいかもしれないが、ハゼにはどうだろう。
アクアラインの橋脚がたったとき、その周りの塩性植物の生態系に影響を与えた。潮の流れに変化が生じて水面が上昇するところも出たという。ハゼは陸から見て、非常に近い海に生息しているから、陸側の環境の改変にかなり影響されることだろう。陸側にいるものの都合によって、そうとうハゼの世界が住みづらくなっていることは間違いない。「ハゼはどこかへ行くでしょう」といった人を思い出した。
ちょっと長いスパンで見ると、ハゼの釣れ具合が悪くなっている。釣りの大会の釣り場範囲を広げなければならないほどだ。産卵の時期がズレているのは、前年の親の育ちがズレたということ。想像の域は出ないが、例えば温暖化による水温の上昇が、プレッシャーになっているとか。
東京湾には限らないが、埋立てて工業団地にしてしまった臨海部に、今は干潟や浅瀬はないに等しい。釣り場にしているところに温泉ホテルが建ってしばらくたつ。地域活性のための施設として「歓迎」された。この廃水が40度あるというから、これが海に流れ出せば、スズキにはいいかもしれないが、ハゼにはどうだろう。
アクアラインの橋脚がたったとき、その周りの塩性植物の生態系に影響を与えた。潮の流れに変化が生じて水面が上昇するところも出たという。ハゼは陸から見て、非常に近い海に生息しているから、陸側の環境の改変にかなり影響されることだろう。陸側にいるものの都合によって、そうとうハゼの世界が住みづらくなっていることは間違いない。「ハゼはどこかへ行くでしょう」といった人を思い出した。
2012年9月10日月曜日
魚離れは、釣りで。
イオンは、水産庁が水産物の消費拡大を狙いに推進する手軽で食べやすい魚ファストフィッシュの国内初の商品として、東北・三陸産のサンマを使った「骨取り味つきさんま」を展開するという。東日本大震災の被災地復興支援もあって、岩手県久慈市漁協、三陸鉄道(岩手県宮古市)と協力してやる。
ファストフィッシュは、生産者、水産関係、流通業者など魚に関わる企業・団体が一体となって魚離れを食い止めるための水産庁の取り組み「魚の国のしあわせ」プロジェクトの一環。初のファストフィッシュとなった骨取り味つきさんまは、「骨を取るのが面倒」「魚の調理の方法が分からない」などといった声に応えたそう。
魚は骨ごと食べるとうまいし、カルシウムが採れると子供のころから教えられてきた。第一、骨ごと食べるのがかっこよかった。そのせいで、骨を咽喉に刺して、よく医者に行って抜いてもらった。サンマの骨はあぶって食べるとカリカリしておいしい。
調理に便利なように味付けまでやって商品にする。魚離れは、そんなことで減るのだろうか。「便利で早くて簡単でOKなこと」を選択して、食文化が衰退するような気がしてならない。それこそ釣りでも広めて、身近な魚に親しめるようするのも、ひとつの手なんじゃないか。
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