2012年5月27日日曜日

外来魚駆除つり会を与田浦でやりました

 去年は102日だった外来魚駆除つり会。今年は稚魚が多く釣れる時期にということ今日の実施となりました。つりの会が本格的に実施する外来魚釣りは多分他にはないでしょう。


 ここに至るまでには、話し合いを積み重ねてきました。意思統一するまで時間がかかりましたが、2回目となると要領もよくなってきたようです。


 今日の釣果(釣れた尾数)は、ブルーギル2051尾、チャネルキャットフィッシュ17尾、ブラックバス3尾合計2071尾でした。昨年の合計1295尾を大きく上回りました。


 ここ与田浦はフナ釣りの場所として、私たちの釣りの会としても楽しませてもらっています。先月のフナ釣りの時に出会った漁師さんは、フナを数百キロも漁をしていると話していました。


 漁協の方の話では、特にチャネルキャッチフィッシュの大型が、繁殖して困っているとのことです。フナの釣れ具合も悪くなっています。


 釣り場の変化がその原因と言うこともありますが、外来魚の繁殖が影響していることも無視できません。生態系を壊すものとして特定外来生物の駆除については、鳥獣保護法で捕獲が規制されている哺乳類と鳥類を除いて、だれもが自由に行うことが出来るようになっています。 


 →  東京労釣連HP



稲が植えられたばかりの田んぼは美しい
検量してから廃棄する

2012年5月26日土曜日

眠いときは寝るのがあたりまえ

 資料のスキャンが進んで、パソコン周りがきれいになってきた。一か月も溜まると、郵便物なども相当量があるものだ。そんなことで疲れがたまるわけはないが、今日は眠くて、ごろごろしながら、テレビを見ていた。


 スカイタワーの建設過程から完成までの変化と、周囲の反応を記録として報道していた。あれだけの仕事にかかわった人たちは、おおきな満足感をもっただろう。


 もう一つは「眠り」の問題。居眠り運転を防ぐためのセンサーの開発をしているという内容。観光バスの事故が題材になっていたようだ。睡眠障害というのは結構多いもので、5人に一人という。


 タクシーのある運転手さんなどは昼夜逆転で、まったく十分な睡眠をとることができないで、医者の指導をうけているとのことだった。


 「もともと人間の身体は、昼間活動して夜は寝るというつくりになっている。体温が一番低くなる4時過ぎあたりにきちんと睡眠がとれていなければならない」という学者の話が印象的だった。


 昼夜を分かたぬ活動を求める社会の構造が起こしていることだと言えそうだ。夜間の労働は十分な対策が取られるべきだし、夜働くことを「例外」として位置付けるべきだ。

2012年5月25日金曜日

ストレスを元から断てば

 サバイバルナイフを持って、日常歩くという社会。監視カメラで犯罪を抑え込もうとする方策がうまくいかないという結果になった。


 犯罪者がつかまることも覚悟で、べつに隠し立てもしないで逮捕されたから、その限りでは役だったともいえる。監視カメラがあってもなくても、「怒りを発散させるときのために」凶器を日常もつなど、なんともひどい世の中になった。


 なったというより、作ってしまったというべきなのか。住んでいた大家さんの話で「1年ほど前に人員整理でクビになった」と言っていたとのこと。大企業は、利益を出すために大量の人員整理を臆面なく進めている。


 解雇・退職勧奨での相談件数が24,841件(5都道府県)あって、東京は前年度比17%増と朝日新聞が書いた。首切りを進めて企業の存続をはかる代わりに、社会生活に大変なリスクを負わせていることになる。


 駅でのトラブルも首都圏の大手私鉄では2.3年前から増加傾向とのことだ。「携帯電話の利用マナーや肩が触れたというのは日常茶飯事に起きている」と。ストレスの元をただすことがなければなお、こういった事件は増えることになるのではないだろうか。人を傷つけるまでに至るのは「特別な人」というだけでは済まない。

2012年5月24日木曜日

車安くしときます

 トヨタがインドで50万円台の車をつくる。インド市場は地場で20万円台の車が発売されているので、かつての80万円台の車からさらに低廉の価格で造るとのこと。そのくらいの車が作れるなら、日本でも享受に預かりたいものだ。


 山のふもとあたりの車は、4WDABSが備わって、降雪の対応が備わっていればだいたい間に合う。買い出しや病院通い、農作業に行くのだから実用本位でいける。


 今は軽自動車であっても200万円近くまで払わないと、手に入らない。車の原価は安いものだと聞いていたが、50万円で儲けもでるということがわかった。


 もちろん「自動ナントカ」とかカーナビだとかはついてないだろうけど。買う方の身で考えると、多くはない年金収入生活では、買い物はままならない。非正規雇用者の場合だって300万円までいかない収入では車をたやすく買う条件にない。


 車の製造技術は難しいものでないといわれているが、中小の事業者では対抗できない。そういう構造が出来上がっている。そういう「自由主義経済」なんだ。安い車を造って大メーカーさん。

2012年5月23日水曜日

朝日新聞はおもしろい

 スカイツリーの騒ぎようを取り上げて、自らトップ記事にしたことの説明を書きこんだ。経済効果100数十億と言われては書かないわけにもいかないか。行っても見たくなるのが心情だし、行けば「美味しいもの」の一つや二つ買うことになる。商売に良い影響は出るには違いない。


 観光地化して人を集めるという「観光立地」は悪いことではないと思うが、それが主の目的になってしまってはちょっと異論をはさみたくなる。東京での事業活動の拡大にばかり熱心で、東京の歴史や文化の香りなどは後景に追いやられることでいいのか。


 テレビの「ブラタモリ」などを見ていると、東京の成り立ちが伝わってくるが、まず歴史や伝統文化を今に大事に伝えていないような気がする。東京の地域特有の文化の消滅の上に都市化がすすめられている。


 民族学者の宮本常一が、確か秋田の栗駒地方に「地域振興」で訪れ、観光についての相談を受けたとき、「地域の文化を飛び越えた観光はするべきでない」という趣旨の話をしたという。


 東京が観光地となって、富山県から「液状化が起きる危険な」ディズニーランドへ来る途中での事故に及んだ。港区の森ビルに人が集まって、回転ドアに子供がはさまれるという事件もあった。強いて人を集めて金を使わせるのが東京のあり方なのだろうか。


 スカイツリーからの展望は世界一じゃないかというコメントも言っていた番組もあった。それはあんまり高いから、余計なものが見えないからと言ったらどうだろう。国会の「消費税、福祉一体改革」のつまらない手続きふっかけ論議も見えないし、法人税を負けろと言っている財界の顔も見えないだろう。


 消費拡大で景気が良くなるのは疑いない。正社員の雇用拡大や、必要な公務員の確保、最低賃金の引き上げをすれば、住民税や健康保険、年金の財源も増収となるから、経済効果は東京に限らず大きなものになるのではないかと言わせていただこう。

2012年5月22日火曜日

つりの楽しみに暗雲がかかった


 福島原発事故の影響で、釣りの楽しみにも、釣りの会にも影響が出るのではないかとの思いは、現実のものとなっている。つりの大会地域に放射能汚染が測定されているという。それも微量とは言えない数値が出ているから、つりは無理ではないかとの判断が出される。

 これはやむを得ないのかなという気はする。しかしつりは嗜好でやるものでもあり、競技性もあるものだ。このつりの持っている性格に異論もあるかもしれないがそれはとりあえず置くとして、「嗜好」から考えれば、多少の「危険」(放射能汚染の危険性の判断は、非常に難しい。というより、捉えがたい)は、自己判断で決められるという選択で落ち着く。

 しかし大会となれば、主催する側の「責任」も考慮しなくてはいけなくなる。その点を強調すると、「完全安心」までの保証がないうちは開催不能となる。どこまでならいいのかという問題は難しい。

 栃木県の漁協は、セシウムが一定検出されても渓流釣りについて、「再放流する」という条件で、解禁に踏み込んだ。政府のセシウム100ベクレルという基準も、消費者の心配を取り去ることはできず、生協などの事業団体は独自の基準で、仕入れをしている。

 つまっていくと、自己判断となっていくが、こんな事態に陥れた責任は、当然追及されてしかるべき。でも、現実の問題は生易しいものでない。福島沖のセシウムが高濃度だとの報道があったし、荒川河口のセシウム濃度も上がっているということだ。

 つりは「食」とイクオールではないが、趣向としての文化がある。自然と同化し親しみ、いつくしみあう文化は「すばらしい文化」だと言える。「たかが釣り」がなくなるときは、社会も尋常な状態ではなくなるだろう。

2012年5月21日月曜日

刺激の多い東京


 昨日東京に戻って、持ってきた蕗をゆでて、皮をむく。3人でやって9時までかかった。ついつい採るのが楽しいものだから、収穫が多くなってしまう。

 でも歳を重ねるとこういうものの煮物料理がうれしい。血圧の薬が切れているので、医者に行く。痛風の発作が出たことを説明して、事後の治療の対策をとってもらった。医者によっても見立てが違うようで、岩手の医者でもらっていたものを「古い薬だな、そんなに多く飲まなくても。一種類でもいい。」などと話していた。

 医者を信頼したいものにとっては、変な話を聞いたようで釈然としない気がした。炎症はすっかり治っているのに、ウォーキングの調子が今一つで、足の疲れがでる。

 今日は金環日食の報道で朝から賑やかだった。直接太陽を見るなと再三の「注意」が話されていた。昔はそんなに騒いではいなかったように思うのだが。


 あしたはスカイツリーの開業日で、賑やかな報道。若者が夜騒いで迷惑だとか、観光客がゴミをすてるだとかマナーが悪いと、言い立てている。大騒ぎして関心を呼んでいるマスコミもその責任の一端があると思うのに。

2012年5月20日日曜日

今年は気候がおかしい

 気候が荒れ模様なのは、身の回りでも感じる。岩手山麓はいつもよりも寒いと言っている。この時期には床暖房を使ってぬくぬくと過ごしていたのに、今年は靴下をはかないと寒くていられないという状態だったと言う。


 そういえば4月の始めに、オタマジャクシが泳いでいたのを思い出した。カエルは早く出過ぎて、「フライイング」だったらしい。その直後にまた大雪が降ったし、そのころ出ていた蕗の薹も一度でるのを止めたらしい。


 4月末頃まではまだ花を出していたから、時期を合わせるのが大変だったことだろう。今はすっかり伸びて、タンポポみたいに綿帽子を飛ばしている。とっくに伸びている蕗を取りにいって、東京へのみやげにした。
4月3日
 4月3日
 4月6日
 5月8日

2012年5月19日土曜日

田植えは早朝から


 もう少し早く起きたかったが、陽が上がって6時過ぎになってからカメラを持って外へ出た。昨日歩いたときに、田植えの最中だったところへも一度行ってみようと思ってのことだった。

 ちょっと曇り加減でも日射しが出ているので、昨日よりも良いかと思ったら、山は雲をかぶっていて、少し物足りない。でも田植えの仕事が始まっていて、作業の様子も写り込んだ。

 岩手山を違う場所から見てみようかと、例の「小さな店」のところまで戻ってくると、店の裏手で田植えが始まっていた。近づくと「お早うございます」と向日から声を掛けられた。

 ほおかぶりをしていたから判らなかったが、どうも店のおばさんのようだった。手作業で餅米を植えていると話していた。苗が入ると綺麗だねと言って、撮らせてくれるように頼むと「顔はいやだよ」というので、「顔は撮らないよ」と返事をして何枚か撮らせてもらった。
 お礼を言って帰りかけると「秋にまたきて田圃見てよ」と言っていた。



2012年5月18日金曜日

自助、共助、公助とは


 札幌市で起きた「孤立死」事件について、役所は「生活保護の申請をしなかった」という説明をしている。本当にそうなのか。あれこれの説明で、例えば兄弟はいないのかとか、親戚はとか、申請しても受給は難しいと窓口で断るようにし向けたのではないか。

 自民党が国会で「不正受給者」への対策をしきりに取り上げている。国会の質問を普通に見れば、不届き千万なもの達に受給するのはおかしいというのは当たり前に思う。

 しかし、現在の受給者は140万人を越えている。かつて暴力団の不正受給を理由にして、受給条件を厳しくしたうえで、100万人を割るところまで減らしていった。そういう「努力」をしたのが、国や自治体だった。

 厚生省の通達・指導で、受給条件を細かに規定して、受給者を減らすことが公務員の業務として運営されたことは想像に難くない。前線の公務員は法律、条例の解釈においても、「業務命令にしたがうこと」を強要される立場だ。

 減った受給者がまた増加している。なんらかの「不正受給集団」がいて増やしたとしても、そんなに増えるはずはない。生活条件の悪化が増えている原因だ。その原因をつくっている政策も隠したいという意図もあることだろう。

 消費税増税を何が何でもやり、一体改革と称して、福祉行政を切りまくるという暴政と軌を一にしている。福祉の制度を国に求める場合は「自助、共助、公助」とランク付けをして公的福祉に頼らないことを正しい原則かのように描き出している。経団連は「法人税まけて」と「公助」を、まったく素直に求めている。

2012年5月17日木曜日

非正規従業者の増が誘因の出来事

 小学生が、急に学校から消えるという特集を報道していた。担当の教師が調査をしても、親に会えずにわからないということだ。


 DVによる相手方からの追及を避けるため、住民票を移動させないでいるという例もあるという。個人情報の問題など、制度上の問題もあってなかなか手立てがとれないという現状を話していた。


 その中で、非正規雇用のケースの場合が指摘されていた。非正規雇用として就職活動をする場合は、「一人ぐらし」であることが条件とされていて、どこへでも「転勤」できるということが求められているという例も挙げられていた。


 そのために、住民票をそのままにして引越しをしてしまう。住民票を移動させずに隠れければ生きていけないという不幸に、非正規雇用化も噛んでいる。


 この調査では1600人以上の子供の数を示していたが、教育委員会の調査法の見直しで急増したのだというから、問題把握の体制のお粗末さも表に出た。


 非正規雇用の「制度」がもっている労働条件の実態も酷いものだが、こうしたことまで起こしていることに、政府・厚生労働省なりが改善の努力をしないといけない。


 2005年を1としたときの雇用形態の推移は、正社員は0.88、パートタイムは1.29、常用(=パート、正社員除く)1.15というから、問題の発生源は広がっている。

2012年5月16日水曜日

公務員像を勝手につくるな


 タトゥーが公務員にとって適切かどうかは論議があるところだろう。公務員像というのが、為政者によって都合のよいようにつくりあげられている。

 公務員は全体の奉仕者で無ければならないことが基本の定め。その実現のために、法律の抵触違反が立証されなければ身分を奪われることはない。何をやってもいいというつもりはないが、恣意的な事由で処分されることはない。

 タトゥーをしているからと言って、いやなら公務員を辞めればいいというのはあまりにも乱暴な話しだ。ファッションとして市民生活に溶け込んできているのだから、「公務員はどうなのだろうか」と、市民の目線も入れて論議をすればいいことだと思う。

 君が代を歌わないなら辞めればいいということに続いての「仕掛け」だ。だいたい公務員のワイシャツにネクタイのスタイルだって、やっと今になって、変えたではないか。変える前は「公務員としてふさわしい姿」だったのではないか。

 次はネールアート?今は茶髪だって市民権があるんじゃない?市長の好みのために奉仕したら、それこそ公務員法に触れるという理屈になる。いやなら辞めろという、めちゃくちゃなやり方は法律家の風上には置けない。まして「長」不適格。

2012年5月15日火曜日

マスコミの報道が問題

 東電の社外取締役にMHKの経営委委員長が就任するというニュース。世に公正とか正義とか言う物がなかった時ならともかく。今時のこういう扱いには耳を疑う。


 NHK放送が公正であるかどうかはずっと問題になっている。自民党の圧力が掛かって、放送内容を変えてしまうことはこれまでもいくらもあった。オーよく頑張って放送したなというものも無くはない。でも大筋では時の「政権」におもねる内容を報道することが多いと感じる。


 中国の反日感情からくる50名のデモは報道しても、代々木の数万人の集会は無視するとか。


 東電のメディア対策費は2008年で64億円の原価を電気料金算定の基礎にしているということだ。「電気」の販売拡大のために莫大な広告宣伝費を使っているわけだ。


 NHKがもらっているというわけではないが、NHK経営委員長がこの事業者の役員になって、NHKは「第三者的公正」を保てるのかは、誰が考えても疑問。


 関西電力の大飯原発3.4号機の再稼働について審議したおおい町議会は、全員協議会で再稼働に同意することは賛成多数で決めた。


 共産党の議員だけが一人反対した。「まともな原因究明も安全対策、避難計画も規制機関もない」と。マスコミは「共産党が」とコメントしないで報道した。

2012年5月14日月曜日

代掻きが始まった


 ウオーキングの途中、田に水を引いて代掻きをしていた。子供達が田圃の畦道で遊んでいて、シーズンの趣が醸し出されている。その先に行くと、かつて田圃であったろうと思われる荒れ地が続いている。

 いま珍しくない風景ではあるが、なにか間の抜けた寂しさ、物足りなさを感じる。蕗の薹が精一杯伸びて、種子を風に乗せていた。さして広くはない、数枚の放置田圃はどうなるのだろうか。ほんの山間の狭い場所に開墾した田圃まで、減反が迫られた。




東京湾でセシウム濃度増(13倍)の調査結果報道

 4月2日の東京湾荒川河口付近での調査で、昨年8月の調査よりも13倍ものセシウムが蓄積されているとの調査結果が発表されました。心配していた河川の流入による海底土への蓄積が現実のものとなっています。


→ 読売新聞



念のため記事を転載しました
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東京湾の海底土のセシウム、7か月で13倍に


読売新聞 5月13日(日)20時14分配信


  東京湾の海底土に含まれる放射性セシウムが、昨年8月から約7か月間で1・5~13倍に増えたことが、近畿大の調査で分かった。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出されたセシウムが、河川から東京湾に流れ込んだとみている。

 同大の山崎秀夫教授(環境解析学)は今年4月2日、荒川の河口付近など東京湾内の3か所で海底土を採取し、分析した。深さ1メートルまでの土に含まれるセシウムの量は1平方メートルあたり7305~2万7213ベクレルで、昨年8月20日の調査結果(同578~1万8242ベクレル)を3か所とも上回った。

 海底面から深さ6センチまでのセシウム濃度(1キロ・グラムあたり)は321~397ベクレルで、やはり8月20日の調査結果(75~320ベクレル)を上回った。河川の泥にたまったセシウムが少しずつ東京湾に流れ込んでいるためとみられる。
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2012年5月13日日曜日

左利きの道具が欲しい


 自分は右利きだから、他人の多くと同じだ。ものの道具は右利きが多いのは当たり前といえば当たり前だけれども、釣り道具でもそれが問題になる(と思う)。

 左利きの人のことを考えてというわけではないが、カワハギに熱中していた頃は、左で巻き上げるリールを探した。それはあった。左で巻いた方が絶対理屈に合っていると思っていた。それは今も変わらないが、微妙なアタリは利き腕を使った方が、わかりやすい。

 右手でアタリをとって、掛かれば左に持ち変えるというのが一般的。右で巻き取る方が器用に巻き取りやすいというのもある。しかし、アタリを取って魚をかけた後なのだから、そんなに大急ぎで巻き取る必要は無いんではないかと思っている。

 道具を作るメーカーもそういうこともあると思ってもらうと有り難い(判っているかも知れない)。この間のイワナ釣りで、魚の反応がとても良かったので、余裕を生かしてデジカメの動画で写した。

 掛けた魚が、暴れ回って泳ぎ回るから、雑木に糸が絡まないように調整しなくてはならなかった。こういうとき器用に対応できるのはむろん右腕だから、カメラを持つのは左手になる。これがスムーズにはいかない。

 キャップを外して、シャッターを押すのに、そのボタン位置は右端だ。魚に気を遣いながら、カメラを落とさないように、シャッターを押すまでは、ちょっと大変だった。メーカーにそんな場合もあると考えてもらえればそれに越したことはないが、左利きの人はカメラの左端にシャッターがあった方が良いんじゃないかなと考えた次第。




2012年5月12日土曜日

電気料金値上げは株主のため?


 東電が値上げを申請した。7月から平均10.28%の引き上げということだ。値上げは32年ぶりということで、枝野経済産業省は諮問機関にかけると発表した。こんどは窓口でお断りにならかったようで、「しっかりチェックする」と言っている。

 「しっかり」とのセリフには痛い思い出もあるから、それだけでなにか先が見えるような気がする。政府が東電の再建計画として1兆円の資本注入もして、値上げそのものを特別事業計画の中で認めていることだから、既定の流れとなっている。

 「燃料費の上昇分を賄うのは困難」という社長のセリフも、奇異に感じる。東電の事業によっていい思いを続けてきた連中は、銀行も含め、たくさんいるということだから、応分の負担をしてもらいたい。

 東電が「原発から撤退」というなら、再生のためという議論も湧くとは思うけれども、「収益」を念頭に置いた事業計画なら、ちょっと違うといわざるを得ないと思う。株主や東電取りまき利益集団のための心配先行ではいただけない。

 スカイタワーの魅力をNHKが特集した。江戸からの文化を取りいれたすばらしい、素敵なものだということをネタにとりあげている。ライトアップもすごい。隣のビルに26基のプロジェクターで、写しだすという仕掛け。

 この夏は原発停止では、電力不足ですよという話が報道されたが、この瞬間はどこ吹く風。日本はつくづくすごい国だと思う。

2012年5月11日金曜日

同じ沢の上流で再挑戦


 午前中仙人を医者に連れて行って、腰の治療をしてもらった。暖めてもらうと調子が良いようだ。でも今日は器械の調子が悪くて時間が掛かった。

 午後2時からイワナ釣りに。木賊川の上流部で前回やっていたところの上流部をねらってみた。林道に入って、小沢を少し入ってから釣りを始めた。ウォーキングの時に確かめていたが、沢の出口は県道にぶつかっているはずとの見込みをたてて始めた。

 入り口こそ狭かったが、意外にも歩きやすい広葉樹林のなかを抜けている流れだった。やっぱりボサがあってやりにくく、枝は芽が出ている状態なので、最初から40センチの通しにして全部対応した。

 深みになっているところも、これまでよりも多かった。仕掛けが「超」短いので、枝が張りだしている間から仕掛けを出すところもあった。

 枝がじゃまでも深さがあるところでは、下流から水の中に竿先をつっこんでやってみた。この方法はなかなかよかった。13尾釣れたが、小さいのも2尾。小型放流3尾。

 前回より型が少し小さいのは、前後の堰堤のせいかもしれない。夕餉には昨日採った蕨、今日採ったモチクサとウド、それに小型のイワナの天ぷらと、今時の豪華なものになった。


ボサの穴から竿を伸ばす
たまった岩魚は味噌漬にしよう
これで一杯やるのが極上
動画です

2012年5月10日木曜日

マイペースがうらやましい


 水仙が早々と咲いて、他に誰もいないのをいいことに咲き誇ると、木蓮が冬の雪の時も抱えていた蕾を一気に膨らませて散った。芝桜が小さくても頭数をそろえて、水仙と競う。お気に入りのブナの葉が、つい十日ほど前まで枯れ葉をつけていたのに、気がつくと潤沢に若葉をまとっている。蕨がもう2回も食卓に上って、ウドだって芽を出したのに、桜だけがまだつぼみのままだ。








2012年5月9日水曜日

どうしても直立して国家を歌わせたいの

 橋下大阪市長が、記者会見で記者に逆ギレした。自分を批判する相手をやり玉に挙げて、攻撃する。「ツイッターを仕事中にやるな」との「ツイッター書き込み」もある。プロレスの戦いみたいに興業風でみるだけならともかく、相手を罵倒するやり方は見苦しい。
 このYoutubeを50万近くの人が見ている。