2018年12月7日金曜日

奈良で気になって撮っただけの写真3


 自然は取り繕いをしない。鷹揚に自分の定めを歩き、人間にとって厄介な事柄であっても、知ったことではないというかのようだ。そのクールさが我々に警鐘を鳴らしている。

 自然と仲良くしなければならない。「仲良く」でないと作物は実らない。売れ筋の魚を無原則に獲って、再生産が追い付かないままでは先がない。折り合いを付けなければならないのに、「利用」に徹する人間側の身勝手さが、ここまできてしまった。

 人の手がかかって、環境が変容されてしまってもそこから先の時間に,自然がまた自分らしく態度を変えていく。そのとき人の側はなにを得ることになるのか。









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