2012年8月17日金曜日

経済誌も無視できず斜め書き…官邸前集会


 一向に書かなかったマスコミが書き始めた 


 首相官邸前で毎週金曜日に行われている反原発デモは開始から4カ月経っても熱気が冷める様子はない。政府が原発再稼働の方針を固めた4月に始めた際の参加者は数百人程度だったが、徐々に増加。関西電力の大飯原発再稼働直前の6月29日には、主催する市民グループ「首都圏反原発連合」発表によると、20万人が詰めかけた。7月29日に行われた国会議事堂前のデモも同様の規模になったと主催者は見る…

と書き出し、

記事中に
…共産党や労働組合が中心となった従来型の脱原発運動と一線を画したことで、子連れの女性や会社員など、これまで脱原発運動とは疎遠だった人々が集まりだした…
という論評を加えている。

 「7.16さようなら原発10万人集会」では、政党の旗も、労働組合の旗も翻っていた。一緒にやれる集会もいいものだと感想もあがった。だいたいこういう集会で万単位の人たちが集まっても、新聞記事の隅にさえ書かず、テレビ報道もしなかったったマスコミの対応には、政党も労働組合も参加者皆怒りを感じていた。

 官邸前の大飯原発再稼働反対の集会の参加者も増えに増えて、自前のネット報道までするに及んで、やっと報道を開始したのが実情ではないか。集会の持ち方もさまざまな工夫されていているのも、参加者を増やしていることも間違いないが、報道する側にいるものが「日本のあるべき将来像」にしっかり目を据えて向かうべきだ。もっとも「経済誌」では望むべくもないか。

2012年8月16日木曜日

生命の重み感じて

 半分眠らされて安静を保っている義父。付けられている器具が沢山で、痛々しい。なにか言いたそうにするが、咽喉にパイプが通っているからままならない。刺激をしすぎると心臓に負担をかけるから、声掛けも控えめにする。

 モニターに囲まれて、画面を見ながら作業する看護士さん。その数三つある。心筋梗塞を直すのが目的の今の治療だが、自力で生命維持をさせるための補助装置。命の重みを感じる。

 それにつけても、命を粗末に扱うことが多すぎる。危険な原発の稼働を、承知でやるのも生命の軽視。命が大事だと思い知った戦後を思い返すことも大切だ。「反省ぬき」に歴史を振り返る報道も多い。ここにも、生命の尊厳への考え方が問われている気がする。

 大津市長が襲われて、怪我をした。いじめをなくす対応に、責任をもっていることは確かでも、暴力で解決するというのは「絶対にダメ」という発想を持たなくてはいけないのだろうと思う。

 魚釣島上陸で、摩擦が起きる。この機に乗じて、警察のピストルの数が少ないだの、巡視艇の作りが弱いだのと動き出す、議員もある。正面から話し合える政府ができないといけないのだろう。

 危機を煽って「武力行使」などということでは、「命」の軽視に陥ってしまう。

2012年8月15日水曜日

終戦67周年の思考


 戦中戦後を生きてきた普通の人=義父が集中治療室に入った。
 今日の朝日新聞のトップ記事は「橋本新党旗揚げへ」だ。日本の経済にも生活にも大きな影響を与える消費税増税強行しか「決められない政治」を進めてきた政党から、またぞろ「あたらしい政党づくり」が画策されている。しかし今度はちょっと異質だ。

 義父が持っていた切り抜き(コーピー)があった。
 昭和231123日読売新聞社説 東京裁判の意義
…いかなる場合でも戦争は決して外部的必然のみによって観るものではない。しかるに彼ら野心的軍人や煽動政治家は、常に戦争必然論を唱え、いわゆる危機が国民の頭の上に覆いかぶさっているような錯覚を与え、遮二無二国民を戦争に駆り立てたのだ。…だが、もしも国民が本当に民主的精神を体得していたならば、また、もしも言論の自由が本当に認められていたならば、断じて国民は彼らのためにこのような戦争に投げいれられなかったであろう。…

 戦争を起こしてはならないという決意を表したものだと思う。そして民主主義の大切さを言っている。67年たった時点でこのことが、十分生きているのかどうかを考えざるを得ない。

 「市政改革プラン素案」について、橋下大阪市長は「非常に重要ですので、どんどんご意見をいただきたい」と述べた。これには過去最多の2万8千件の意見が寄せられ、うち94%が反対の声でというもの。

 「素案」は、敬老パスの有料化をはじめ、全世代にわたって市民施策に大ナタをふるうというもので、橋下市長の公約にはなかったが、当選したら何をやってもいいと言う。「パブコメ(公募した市民の意見)は読んでいない。(報告は)詳細には聞いていない」。

 「パブコメは文句を言いたい人だけが言ってくる仕組み”賛成する人はわざわざ出してこない。市民も暇じゃない」と言い、提出した市民を暇人よばわりし。その上「それが市民の声と言ったら、政治は機能しなくなる」とま言い放った。


「戦争」が表立ったテーマにはなっていないが、民主主義をなんとも思わず真っ向否定する、このスタイルが国政にまで反映するとなると、非常に危険な政治を迫ることになる。自分の所属する政党が壊死していくのは、国民の意向を反した政治信条が誤っていたことで、なお看板を塗り替えて、「民主的精神を体得しない」となれば、大きな負の財産を背負った戦争の反省は、無に帰すことになってしまう。


2012年8月13日月曜日

仙人の棲家の上を飛ぶオスプレイ


 我が仙人が住む岩手山山麓滝沢村。この春先には、イワナ釣りで豊かな自然を満喫させてもらった。ここがオスプレイの低空飛行ルートになっていた。グリーンルートと名が打ってある。

 このルートには青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島の自治体がある。岩手県では八幡平市、滝沢村、雫石町、西和賀町が入っている。自然の環境が十分残って、著名な温泉もあり、豊かな放牧地や観光地が存在する。

 ピンク、オレンジ、パープル、イエロー、ピンクと銘打つ各ルートで、日本列島を「自由」に飛びまわるという。それも、今回のオスプレイ配備に伴う「環境レビュー」で初めてルートを明示されたということ。これまでも「自衛隊の訓練空域」では、まったく勝手な低空飛行訓練をやっていた。

 こんなことが黙って許されていいものか。米中部のニューメキシコ州、コロラド州では、オスプレイや特殊作戦機の低空飛行訓練について、住民の反対で米空軍が無期限の延期措置をとった。
 
 アメリカで住民の意向を取り上げる民主主義が存在するのに、日本でできないわけはない。政府が、アメリカに対してその意思を言うことができればという話だけど。「決められる政治」が求める一つだ。


オリンピック招致で「閉塞」は破れない


 オリンピック招致で東京都が4000億円の準備金を用意しているのだそうで、日本で開催すれば、いまある「閉塞感」を打ち破ることができると言っている。

 閉塞の元をただせば、大飯原発の再稼働を強引に進めたことだし、消費税増税を強行成立してしまったことや、オスプレイの配備をアメリカの意向そのままに配備をしてしまうといったことだ。外交も酷い。北も南も領土問題が解決を求められているのに、話し合い一つできない。

 これは長い間の自民党政治から積み重ねられたものだから、そこからどう切り替えられるのかが「閉塞感」を破ることにつながること。イギリスのロイターの記者は、「消費税増税法案を成立させたのは、良いかどうかは別にして、(決められない政治を)ひとつできた」と表した。

 世論調査の少数意見をすすめているのが今の政治で、そうすることができるのが小選挙区制中心の選挙制度だ。「閉塞感」の元は、元から断たなきゃダメ。日常の生活に明るさを見出すことができない。いいことは一つもないと言えるほどだ。

 オリンピック招致で、関連企業は仕事が入って利益を上げることができるだろうけど。その企業は従業員の賃金をはずむだろうか?絶対にそんなことはない。スカイツリーでは東武資本が独り勝ちといわれている。ビックなしかけで潤うのは一部の企業でしかない。「閉塞感」は破れることはない。

2012年8月11日土曜日

後で消せれば、放言OKでは


 橋下市長が任命した大阪市淀川区の榊区長がツイッターで、自分を批判した人に「アホか、相当暇人やな」と書き込んだ。橋下氏は「一般の有権者にアホとかバカとかの言葉遣いは行政職としては許されない」と言いつつ「ツイッターでの不親切な発言なら事後的にただせばいいのかなと思っている」と庇った。

 ご本人はツイッターを打ちまくって、「放言」を得意としている。公募区長として選んだ責任は当然ありだ。メールや書き込みで言葉を誤って書くことはあるが、アホ、バカ呼ばわりは絶対にない。ごく普通の常識だろう。


 デジタル時代に、書き込んだ誤りを修復するツールはなににつけても設定されている。そうでないと、交流と情報伝達の役を果たせない。しかしだからと言って、後から直せばいいやというのでは、やっぱり程度が知れる。

2012年8月10日金曜日

オスプレイが安全だというアメリカの説得は危ない

 オスプレイは操縦ミスが原因で墜落したので、機体には問題がないというアメリカ側の説明。これはおかしい。自動車事故の場合も、車の部品の不良でリコールがしょっちゅうある。事故が起きて原因が調べられた結果で、改良がくわえられる。三菱乗車でも「欠陥車事件」があったし、アメリカでも国内でも、日本の車の欠陥について、問題がしょっちゅう起きている。

 事故が起きた当座は、運転者責任が被せられている。自動車のシステムに人が慣れていないために起こるとされてしまう。自転車の場合は、車両でありながら走る道路がなかった。事故があまりに多いということで、やっと「自転車道路」を別に作ることを「公式」に取り上げた。行政怠慢の「真骨頂」。

 航空機は自動操縦だが、危険な時には手動に切り替える。この切り替えが機能を発揮しなくて墜落したこともあった。運転者責任になっていれば、メーカーの責任も、責任を持つべき官公署の反省もいらないということなる。

 第三者機関でない当事者が、あれこれの説明をしても、そのまま信用はできない。本質は「軍隊用の輸送機」なのだから、殴り込み部隊と称される。日本の基地が、戦争を仕掛ける場として強化をされることになる。技術的操縦ミスや機体の欠陥にとどまらない大きな「安全」問題だ。

2012年8月9日木曜日

近い将来、近いうちの混濁政治

 7つの野党の合意で、泡を食ったんでしょう。三党合意というのをもう一度塗り替えて、取り繕った。「近い将来に解散」と「近いうちに解散」を違った解釈にしていくという話。「首相が交替すればなかったことに」と輿石幹事長がいう。民主党も液状化状態に見えてきた。

 野田総理と谷垣総裁は30分間何を話していたんでしょうか。公開しないからなんでも勝手に解釈してもいいんでしょう。写真を評価をするとき、「ああではないか、こうではないか、いやこうだ」と想像させてくれる写真が面白くていいとされます。

 会談をやった場所は、さる料亭か、いや今ならホテルかな?どんな顔つきと顔色していたのかな。事前には経団連の米倉会長から電話が入っていたでしょうね。とりあえず、7野党の不信任案は否決しなくては、消費税増税法案が通らなくなる。それはまずい。お二方とも、財界からの要請には真摯に受け止めることを本旨としておりますだけに、ここは一番手を組みましょうとなった。握手!いや、もっとあるでしょう30分なら。

 今日7野党不信任案は中継もされなかったようだ。明日早朝は、なでしこジャパンの決勝戦がある。そして消費税増税法案の成立が意図されている。なでしこジャパンには金メダルを取ってもらいたいと思う。しかしそれが銀メダルだとしても、明日はこの話題がマスコミ「ハイジャック」となる。なでしこジャパンの勇女たちに言いたくない。「あなたたちの栄誉の日、裏で消費税増税法案が成立した」とは。スポーツの精神とは程遠い日本の混濁政治。
覚えておきましょう。「解散は 近い将来 近いうち」。

追伸
今日はハゼ釣りだった。記事は→こちら


http://9202.teacup.com/tokyoturi/bbs?

2012年8月8日水曜日

今日はいくらか涼しくて、一息入れた


ベンツのコマーシャルの映像は、前方の車両が停止しているのに、気が付かずに走行を続けたら、ブレーキが自動的作動して緊急停止した。前の車両の直前に、ウサギがいたために、停車していたのだったという流れになっている。こういうことは最近ではよくあることだから、事故被害者を減らす良い装置だということは間違いない。

 ところでその前方車両の前にいたウサギは、このときには助かっているが、レーダーセンサーは車両を対象として認識しているようなので、この装置でウサギを助けることはできない。前方車両は、「視認」で停車してウサギを守った。技術の開発は自然保護までは範疇に入っていないようだ。これから先そこまでいくのだろうか。

ベンツのコマーシャル
前方車両に急接近時に衝突の危険性を感じると警告。ドライバーが反応しなかった場合、フルブレーキの40%のブレーキ力で警告ブレーキが作動。さらに反応しない場合、(衝突の約0.6秒前には、自動的に最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキが作動します。



勝った理由はなんだろう


 なでしこジャパンのサッカーを見てしまった。昨夜はどうしても、ブログをフェイスブックに接続することができなくて、いつものように寝入ることができず、また起きだして大興奮してしまった。

 「大」は寝酒のつもりで飲みながらテレビを見たため。己はスポーツについては素人だから、なぜ勝つことができたのかなどはほとんどわからない。体格、体力や技量をみて、どうみてもフランスが上だと思った。これは見た人はみなそうだったろう。

 だがしかし、じゃぁどうして勝つことができたのか。それなりの裏付けがあるのだろうと思うが、これがわからない。見る人が見ればもっとわかるのだろうが、不利ではあっても、勝利できたなにかがあった。日常の競技、練習はもちろん監督の力もあり、メンバーの協調共同もあったのも理由。

 そのうえに、力を導き出した何かがある。応援の声も力になったには違いない。しかし応援団は相手方にもあるから、その違いはそう大きくないのではないか。メダルを取ることができたときも、取れると目されていた人、そんなに目立たなかった人(マスコミの怠慢?)も様々いる。もっとさまざまな切り口で、報道してくれれば見る楽しみも倍加する。

2012年8月6日月曜日

腹が立つときゃ この子をごらん 仲が良いとき できたのよ

 夫婦仲は波風あり、なかなか一筋にうまくいくわけでないことを川柳にしたものだろう。オリンピックを見て思った。競泳メドレーで男女とも銀というのは、大きな成果だった。メンバーの会見を聞いていると、互いに協調して和していることが浮かび上がる。


 結果がよかったから余分にそう思えるのかもしれないが、信頼しあったり励ましあうことが、個人で持っている力をより多く引き出した。そんな風に思えたのは、銀メダルのバトミントンの女子ペアもそうだった。信頼しあうことが学生のころから醸造されている。


 女子10000メートルの3人組はまさに、ペアの関係を楽しんでいるように見えた。メダルを取らなければいけないという、プレッシャーで追い込まれることより、ずっとすばらしく感じた。卓球の3人組は泣き崩れて、監督まで涙顔が見えた。心が通い合ったときとはとてもいいものだ。


 ところで、入場式の日本選手退場問題で、福島の子供たちから送られたバッチ(ガレキバッチと称されている)の放射能汚染が問題にされたとの情報が飛び交っている。日本だけが「誤って」扱われたことだった。マスコミもその瞬間を再放送したが、あきらかに確信を持った誘導に見えた。


 橋下聖子副団長がそこにいたそうだから、なにがしか対応はしたのだろう。(だろうね?)政府やIOCは、原因について明確にさせる必要があるのではないか。BBC放送がそのバッチについて報道したといわれているが、確認できない。


 メダルラッシュはうれしいことだが、それでよしということではない。オリンピックのスポーツ精神を貶める行為は、改めなくてはと思う。

2012年8月5日日曜日

あのねぇって言いたくなった

 オスプレイに小一時間乗って、落ちなかったからといってどうして安全が確かめられたことになるのか。騒音もたいしたことなかったと言って。


 日本は安保条約で基地を提供しているが、だからまだに治外法権っていうのがあるわけだ。アメリカがどう使おうと自国の権利みたいなことを言う。以前に何回も墜落し、直近でも事故が起きていることに、物理的危険性が指摘されているのはごく普通のこと。


 その安全を確かめるのがアメリカで、日本には確かめようがなく、それを確かめる意志もない。窮余の一策で防衛大臣が乗ってみる。そしてその通りでございますかという対応のみがある。


 沖縄の米軍が絡む事故事件はすべて、日本の国内法が通じないようになっている。度重なる米軍犯罪で、ようやく地位協定の改定をするかと思えば、「解釈」でお茶を濁す。今は流行らないが売国的とはこのことだ。


 基地問題の解決が安保条約自体を問うことになっていくのは当然の流れ。「なにも言えねーや」というコメントは、精一杯やって到達した成果の表現だったが、それとは真逆のセリフを日本政府にいただきますか。

2012年8月4日土曜日

「消費税廃案」、「脱原発」で大きな一歩


□消費税像是法案の今国会での成立を阻止し廃案とするために、野田内閣不信任決議案を共同で提出する
□同不信任案の可決を期し、国会内外であらゆる努力をおこなう
ということで野党7党が合意した。

 共産党は当然ながら、小沢(生活が第一)氏も加わって「何としても廃案に追い込むという皆さんの主張に賛同する」と共同歩調。三党合意で消費税増税法案を成立させ、自民党が党略解散をねらうという目論見がはずれ、合意三党の中でもがたついているらしい。廃案に向かっておおきな条件が整った。

 野田首相は反原発連合と会うことで、調整に入ったと報道。原子力規制委員会委員長人事で、田中氏不適格の声が高まっている。マスコミでも取り上げられているが、原子力ムラ出身の人事は不適格だ。

 「原子力はコントロールできる」と持論を持つ人が、脱原発や規制に対応できる人材とは思えない。

 原発事故による被曝と長崎、ヒロシマの被爆を重ねて思う人は多い。ジュリー(沢田研二)が歌っている曲があった。

歌詞♪
太陽と放射能 冷たいね 子供はみんな校舎の中育つ 死の街は死なない かけがえのない大事なふるさと 我が家へ帰れない 希望はあるけど こんなにしたのは誰だ BYE BYE A.P.P BYE BYE 原発 苦しみは いつも複雑すぎる 当然 BYE BYE A.P.P BYE BYE 原発 HAPPINESS LAND 終息していない福島 地球が怒る 何度でも 大人はいつも 子供を想い悩む 死の街が愛しい あらゆる不安に苛まれても 偽善や裏切りも これ以上許すの 何を護るのだ国は BYE BYE A.P.P BYE BYE 原発 哀しみはは ひとりひとりで違うよ 当然 BYE BYE A.P.P BYE BYE 原発 HAPPINESS LAND へこたれないで福島 NO 長崎 MORE 広島 人は何故 繰り返すのか あやまち 当然 BYE BYE A.P.P BYE BYE 原発 HAPPINESS LAND 世界が見てる福島 世界が見てる福島♪

沢田研二が歌う







2012年8月3日金曜日

「無気力試合」で失格


 オリンピックがスポーツの最高の祭典であることが問われる。というと偉そうだけれども、金メダルを取りたいあまりの「無気力」試合態度は誰がみてもおかしい。

 出場者は、スポーツ種目の先端記録を目指してどれだけの力を発揮できるかということに意義と楽しみを求めているわけだから、「無気力」(というより「手抜き」)の競技が楽しいわけがない。見ている方にとっても影響大だ。これからやってみたいと考える子供たちにも影響する。

 スポーツの一角を占めようというわが釣り大会も、その精神を念頭に置いてと戒めながら実施している。さる釣り名人が、これまで何回も好成績だから、今回はまあ適当にやっておこうなどとしたらどうだろうか。

 その時優勝したものにとっては、「手抜きの人が存在したうえで」の勝利となる。これはスポーツとしての釣りになるだろうか。やっぱりだれもが全力で競技にあたるということでの評価とならなければおかしい。努力の積み重ねがあり、公平なルールにのっとった環境下で勝利が実現されるのが、本当の喜びとなるのではないだろうか。

 オリンピックとて、「市場原理」からの影響があったり、国威高揚に利用されたりして、自主的で公正な運営が捻じ曲げられることが多々ある。オリンピックに限らず、スポーツの発展にむけてはまだまだ課題があるということだろう。


2012年8月2日木曜日

セブンイレブンでチラシが手に入ります


 セブンイレブンで、8.3首相官邸前抗議行動のチラシがダウンロードできるという。去る相当昔、ガリ版刷りでビラを作っていたことを思い出した。時代は変わったが、チラシをこんな形で広めることができるなんて、想像もできなかった。デジタル時代を批判ばかりしていられなくなった。



 先週金曜日(729日)、国会正門で人が道路に溢れた。終了によりデモ隊参加者は解散。宇都宮健児弁護士が「平和的な抗議行動は、日本の民主主義社会を支える重要なもの。表現の自由は尊重されるべき」と。野田首相と反原発連合とが「面会」することになった。

 聞こえないふりをしているころからみたら、格段の進歩。内容は楽観などできないが、日本の国民が相当怒っている事実が、全世界に報道される。これによってなお、「原発推進派」は追いつめられるのは間違いない。ツイッターを見ると、平和的行動からなお「煽動」するものあり、無用な挑発に乗らないようにすることも大切に思う。

 警察は、通せんぼの規制ばかりでは職務が果たせない。市民が安全に行動できるように配慮するのが当たり前だと思う。あれだけの参加人数を、わざと少なくしておかないで、道路を解放して車の進入を防いだ方が安全ではないないのか。

金メダルが少ない

 BSフジのプライムニュースを見た。トップアスリートが引退した後のセカンドキャリアについて、焦点をあてていた。トップアスリートの引退後の「社会復帰」は厳しい環境にある。自分で企業に雇用されていた人でも非正規雇用者扱いだし、引退となれば契約は打ち切りとなるケースもあるという。指導者として生活できるのはごく少ない。


 アスリートたちの所得は低くて、男で200万~450万円ほどというパネルでの説明に、為末 大氏(ハードル選手=6月引退)は「もっと低いだろうとコメントしていた。同氏は、社員として雇用される場合、期待されることは「社会への貢献、社内への貢献、広告塔としての役割」と分析していた。スポンサーがいないとアスリートとしての道を進めないということでいいのだろうか疑問に思う。


 バタフライ銅メダルの松田丈志もスポンサーがつかずに苦労したとの報道もあった。スポンサーの依頼に「コーチを変えろ」という要求まであるという。企業のコスト削減「圧力」でますます、続けていくのが困難な状況だろう。これでは、金メダルは多くは取れる環境じゃない。


 国がオリンピック強化代表選手には一定の支援をしたというが、その額はドイツや中国に比したら問題にならない。関係する予算のうち「箱もの」にはしっかり財源を相当振り当ててあると民主党の関係者が説明していた。


 為末氏はドイツのように、スポーツ施設がコミュニティの中心として扱われていることに視点をあてていたことが印象に残った。スポーツが誰でも楽しめるもの、健康に役立つもの、コミュニティを活発にしていく役割を論じ、そのためのアスリートたちの貢献を話していたのも、なるほどと思った。

 

2012年7月31日火曜日

ハゼの放射能汚染の調査検体確保


 この時期のハゼは、一潮ごとに大きくなると表される。5センチ程度のものが、木更津周辺のハゼはまだこの大きさのものが多かった。10センチくらいのものも混じって釣れるときには、その瞬間力強い引きに驚かされる。

 10日ほど前に釣ったときには、まったく小さいものばかりのサイズだったものが、今日はよい型のハゼが混じった。台風がまた近づいているとの予報だったが、まだ影響はない。海の水の色も悪くない。青空に白い雲が少しでて、夏の日差しが本番といったとき、海に立ちこんで足が水に浸かると、体温も下がって気持ちがいい。これがハゼ釣りの妙味だ。

 魚のアタリは間断なくあっても針にかからないのは小型すぎるからのようだ。なんとか針にかけようとするが、相手の方がエサをくわえる程度なので、うまくゆかない。大きいものだけ拾って釣るのが常道とのことだが、逃げられるとなんとかそいつを釣ってやろうという気になって、こだわってしまって時間ばかりが過ぎてしまう。

 それでも釣りに来たメンバーは、今日の検体確保に十分な成果(各場所500g以上)を上げることができた。いつもならのびのびと東京湾のハゼ釣りを楽しむのに、放射能汚染調査の検体のためのハゼ釣りでは情けない。





2012年7月30日月曜日

「魚の国のしあわせ」推進会議で!?

 魚類のセシウム汚染の状況を農水省のホームページからみてみた。水産庁は、汚染が、「100ベクレル以上」あれば、市場に出すのは「自粛」させるという扱いにするための調査をしている。

 726日公表したセシウム汚染濃度は、福島県沖や河川、湖沼をはじめ、宮城県や栃木県でも魚類に高い数値が出ている。漁業で生計をたてている人への影響はまだ大きいものがある。釣りを楽しむ者にとっても、趣味のこととはいえ、憂うべき状態が続いている。
 
単位 BQ/Kg
  渡良瀬川上流のイワナ      110~160
  福島県金山町沼沢湖ヒメマス  130
  茨城県沖イシガレイ        150
  福島県大倉川 イワナ       180
  福島県久慈川 ヤマメ       200
  茨城県北浦 アメリカナマズ   120
  宮城県浜市沖 クロダイ     3300
  福島県九野浜沖 アイナメ    460
              ババガレイ  640
  福島県石田川 ヤマメ       420
  宮城県名取川 イワナ       460
  宮城県蔵王町小阿寺沢 イワナ 130
  栃木県中禅寺湖 ヒメマス     170
           ブラウントラウト   160
  栃木県足尾町深沢川 イワナ   250


 ところで、水産庁のホームページで「魚離れ」止めるための対策を考えているらしい。
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本年、3月に閣議決定された水産基本計画において、「国民の「魚離れ」を食い止めるためには、関係者が一丸となって消費拡大に取り組むことが必要」とされたところです。
 このようなことから、魚の消費拡大の取組について、関係者より取組内容を発表していただくとともに、意見交換を行うため「魚の国のしあわせ」推進会議を開催します。
 なお、今回の会議資料は、会議終了後、次のURLページで公開します。
============================= 
 放射能汚染の影響を食い止めるための方策を、どうするのかはよく見えない。セシウムは魚には蓄積せず、排泄されて時間の経過とともに深海へ流れ込んで拡散するという見解のようだ。


2012年7月29日日曜日

今日は官邸前でキャンドル包囲


 今日の首相官邸周辺の抗議行動も大変な賑やかさらしい。IWJの中継で様子を中継していた。異常なことが異常だとなっていないことはおかしい。認められていないからおかしいと言いにきたなどと、インタビューに答えていた。憲法で保障されている権利を行使に来ているという人も。


 NHKが今朝、警察が「規制」に入ると報道していたそうで、そのとおり、かなり警備を強めている状態。それなら、止められた場所で抗議、スピーチをしようと、主催者側が応じているという。無理をしないで安全に脱原発の声をあげようという素敵な「抵抗」をしている。隅田川の花火もきれいだったが、国会のキャンドル包囲もなかなかきれいだ。(19時ごろ)


 議事堂前には8時前には非常に多くの人たちが車道を埋め尽くして、灯りをつけた抗議行動を繰り広げた。国会議員のスピーチもされたということで、ついに国会内へ「声」がやっと届いたのかな

昨日の「脱原発中野もパレード」写真
http://www.facebook.com/tooru.itou.509





2012年7月28日土曜日

暑い中、脱原発、原発止めろの声中野の町に響いた


 昨日に続いて、暑いなか、脱原発の集会とデモがあった。「脱原発中野も パレード」という集会。杉並の集会をきっかけにして中野「でも」やろうと、相談してやることになったという。

 出かけた帰りだったが、中野駅近くの公園に寄って参加した。ブラスバンド隊、ドラム隊、エイサー隊が賑やかに演奏して雰囲気を盛り上げ、「脱原発」の替え歌を歌う部隊も登場した。参加者は、子供連れもあり、仮装する若者もあり、賑やかなものだった。

 集会の企画がなかなか良く練られていて、途中参加、抜け、休憩自由と呼びかけて、トイレや給水、授乳所まで配慮をしていた。集会参加者の打上げを割引で、扱うという「デモ割」は中野では30件になったとのことだった。子供から若者、年配の人まで幅広い人が集まった。