2012年3月6日火曜日

蠢くのは虫だけでない

 今年はうるう年だったから、啓蟄は5日だったのかな。日中気温があがったので、夜のウォーキングのときは、生暖かい空気が混じっているようだった。

 家を出てすぐ、カエルが「ひき逃げ」にあって、つぶされているのを見た。暖かさに慌てて、出てきたものだろうか。可哀そうな。

 昼間は家の周りを猫が回って歩いて、夕刻には鳴き声をあげたから、春の訪れを告げたのかもしれない。

 一昨日の4日に、つりの会の総会を開いたが、仕事やほかの計画行事に3人もぶつかっていた。そう、3月なると「人」も動き始めるのだと、改めて思った。

 本来一か月前にやっていたものだったから、その時分は人の動きも「啓蟄前」で少なかったのだろう。

 人間の方の動きをよく表すのは「蠢く」。これも春と虫だけれども、この言葉はネットで見るとあまり良い意味に使われていない。広辞苑によると「はっきりした動きでなく、全体がわずかに絶えず動く」ということで、こちらの方が春先の動きの緩慢さを表しているようだった。

2012年3月5日月曜日

山や森のセシウムが魚に


 水産庁から、東京奥多摩の天然イワナ、ヤマメからセシウムが検出された。32日に「各都道府県等における水産物放射性物質調査結果」が発表された。

 いずれも暫定規制値500ベクレル以下ですが、福島の阿武隈川は当然ながら少し高めでており、群馬県烏川、薄根川上流、温川などの天然ヤマメ・イワナでも検出されています。

 栃木県那珂川、箒川、荒川、小百川(日光)でも検出。渓流つりファンとしては怒り心頭です。

単位ベクレル/Kg

 

東電が家庭用の電気料金を10%値上げ申請するつもりだと報道していた。いったいどういう神経をしているのか。社会正義や企業倫理はいったいどこまで落ちてしまっているのだろうか。

2012年3月4日日曜日

魚殖やす植林運動

 北海道漁協婦人部が「お魚殖やす植林運動」を始めたのは1986年だった。自然が守られ、漁場環境を保全しようと「合成洗剤追放運動」「海岸清掃活動」を始めた。


 森と川と海はその保全が漁業者にとって、大きな課題だ。一昨年まで行っていた石巻の船頭さんが話していたのもそのことだった。都市化がすすみ、森が荒れてきたとき魚が少なくなってきた。昔は松島に点在する小さな島でキノコがとれたと。


 今日のテレビ番組で、小田原の蒲鉾協同組合が相模湾の山間部の森の保全を始めたとの番組報道をしていた。間伐をして荒れた山間部を手入れして、海へ養分を流れこむようにすることをねらう。


 漁獲量が少なくなってしまった魚種を利用した新しい蒲鉾の開発と合わせて、「森と海」の結合を展望した取り組みを目指すという。小田原市も関与して積極的にすすめているという。


 1987年に制定されたリゾート開発法で山、海、川はさらに荒らされた。経済成長のためという名目で自然を変造破壊したツケは今も残って悩ましている。


 江戸時代は幕府の殿様の食事とはいえ、魚を生かすための森を保全するとした施策があった。真鶴半島の森がそれを引き継がれている。

2012年3月3日土曜日

花と釣りが始まる


 明日は釣りの会の総会。結局準備が整ったのが今日になってしまった。出席者の確認のために連絡を取っているけれども、ほかの行動とぶつかっているとのことで来られるのは少ないかもしれない。

 本当は一カ月前の予定だったのに、延期をしたことも影響しているようだ。たしかにこの時期は、冬の間控えていた様々な行動が始まる。釣りにしても、日の出の早さを感じるころとなるとウキウキした気分が湧いてくる。

 桜の芽が膨らんでくるころは、人間のアドレナリンにも刺激をするようになるのかもしれない。12月から2月の寒い間は総会を設定しているところが多い。

 これからはフナつりが始まる。赤城大沼でワカサギの解禁があったそうだけれども、釣った魚は漁協が回収している。東京湾でもホットスポットがあるということだし、ことしは放射性物質の汚染を心配しながらの釣り会になる。

 家族から「食べない」などといわれている例もあるし、「釣りの権利」が侵害されている。家族で楽しむ釣りや釣り船の営業にも影響が出てくるのではないか。

 被害はおおきい。つりの活動が控えられてしまうのではないか。釣りの経済効果も馬鹿にならない。ゴルフと並ぶくらいの効果と言われた時代もある。

2012年3月2日金曜日

歳と仲良くできれば


 歳を重ねる自覚の日は、だんだん気にいらなくなってきた。といっても動かしようのないことだから仲良く付き合っていく以外ない。

 きのう義父がショートスティに出かけるとき、持っていく身の回りの荷物を義母と一緒に迎えの車に積んだ。ちょうどそのとき、ゴミの集積場の網の上に犬の小水をかけたような姿が目に入った。

 ゴミの収集日だったからそのあと道路に置きっぱなしになっていた。正確には見ていなかったのだが、主人の女性が気にしていた素振りをしたので、多分そうだったのだろう。なにせ前日にその網に洗剤をかけて洗ったばかりだったので、「何をしてくれるんだ」と思いつつ網を、生け垣にかけることに気がいってしまった。

 その間、荷物を積み終わって、挨拶をしながら車が走り出した。その後まもなく、義母が歩行器を渡さなかったことに気が付いた。以前にも積み込むのを忘れて、届けに行ったことがあった。

 なんということかと、電話機に飛びついてホームに、連絡を依頼した。その後ほどなく車が戻ってきて、渡すことができた。担当の介護士さんが途中で気が付いたふうだった。一つのことをやっていて、途中で違うことをしてしまうことがよくある。今回はその典型だった。

2012年3月1日木曜日

休もうよ


 爺がショートスティにでかけた。何回か通っているうちに慣れたせいか、不平も言わずに。家族は口には出さないが、少々の休養がとれることにほっとした気持ちでいる。

 休みは何をやっていても必要だ。労働基準法で休息時間を設定しているが、なかなか労働条件がそうなっていない。

 朝から昼までのあいだにも15分の休憩があるはずだが、昔の話労働組合が労働時間短縮の交渉をしていたときにはまだ、そんな論議ができていた。

 人間の集中力からするとせいぜい1時間半がいいところだろう。最近のカーナビもそのくらいになると「休みをとれ」と指図する。その昔の農作業では「小昼」と言って休みを取ったと年寄りが話している。そのときに、簡単な食事をしたり授乳をしたりと…。

 それが現代の休息時間になったのかどうかは定かでないが、労働基準法ができた戦後まもなくの頃は、勤労者の社会運動が盛り上がっていたらしいから、もしかしたらそんなことも…。

 いまは「ゆとり豊かさ」などという文言も死語のようだ。死語であっても大切にしたいことだから復権させたい。大雪の日に、滑る道路をどうしても危険を顧みず走らなければならないし、学校は始業時間を遅らせてもやるし、どうしてこんなに動体でいなければならないんだろう。

 「こういう時は休みにしよう」ってなればいいのに。二十日間の休暇を与えることができるという法律があっても、現実には使えない環境なんだから、そのくらい事業者も管理者も、もちろん政治も配慮できるようになればいいのにと、外野から思う。

2012年2月29日水曜日

無駄がまた出てひと騒動

 今日になって、パソコンのケーブルのつなぎ方が間違っているのがわかった。とはいってもNTTの御嬢さんに教えてもらってやり直してやっとのことでたどりついたこと。


 終わってみればああそうかと、わかったこと。知ったかぶりをしてやってはいけないものだ。電話が通じないのがわかってそれからが大変。一度はケーブルをつないでうまくいったが、なにか釈然としないので業者に連絡したら、これまでどおりの使い方を、無線ランを含めてできることがわかった。


 NTTのサポートセンターに電話してみた。担当の女性が丁寧に応対してくれてよくわかった。最後はリモートで設定をしてもらったが、使ったのはプロバイダーから通知のきたIDとパスワードだった。


 プロバイダーから送ってきたユニットは不要だった。付加のサービスを使用すればまた料金もかさむので、よい決着になった。今日は大雪で大変だったが、それには関係なく大騒ぎだった。ということで外にもいかず。歩数ゼロ。


2012年2月28日火曜日

競争がゴミを増やす


 いろいろなプロバイダー業者がしょっちゅう電話をかけてきて、「サービスや割引があるから」と話をしてくる。

 NTTが分割民営化されてから、競争が激化しているのだろうが、中小業者が熾烈な競争している。光回線にしてから費用が高くなって、電話も光回線だとか映画だとか、デジタルテレビの機能まであって、シロウトにはわからないことがこれまでより多くなった。

 業者によってサービスの違いがあるから、それも理解するのに骨が折れる。ただでさえ得意でない、まして視認できない数種の回線だとかいうのも、必要性がわからない。

 モデムにあっているのかいないのか、変えるたびに新しい「コード=線」がついてきたりして、いるかいらないかというのも当座は判別できない。おそろしく、「使用しない」ものが残っていく。

 一応保存はしておくが、いずれ廃棄することになる。これも積算するとものすごい無駄になっていることだろう。一年や二年で変更を迫られる「技術開発」とはなんなのだろう。

 福祉や生活の向上というより、振り回されてゴミを背負い込むみたいに思うのは自分だけだろうか。利用料金も下がっているようには思えない。

プロバイダーの変更で時間盗られた


業者に根負けして、さして安くなるわけでもないらしいが、プロバイダーを変えることにした。といってもKDDIから前に使っていたNTTにしようというもの。NTTの回線工事が終わってから、知ったかぶりでネットの設定をしたら、パソコンが応えてくれずにうまくゆかなかった。業者ごとに設定やつなぎ方が違うようで、前回の通りというわけにはいかない。子供が久しぶりに帰ってきたのでその間またつなげずに、寝る前になってようやく、ネットにつながるところまできた。が、何か怪しい。明日業者に聞こうということで、収めた。それでブログが書き込めなくて今日になった。いくつか急ぎの仕事もあるので忙しくなってきた。

2012年2月26日日曜日

年金が消えていく

 企業年金の運用事業で資金の行く先がわからないと、なにがわからないのだかよくわからない話。


 公的年金の責任放棄の結果生み出した、企業年金制度の導入で、やむを得ず賃金から割いて積立をした。これも民営化の一種だったのだろうか。


 運用すれば利息を生んでもどってくるという、不確かな博打にかけたようなもの。ちゃんとした公的年金を整備すべきだという意見がなかったわけでない。


 いまや共済年金も厚生年金と一本化してしまおうとする法案が出される気配。成り立ちが違うものを、「多い方はけしからぬ」という論法で改革するという。改革ではなくて改悪だ。


 かつて国鉄の民営化の時に年金が破たんすると言って、共済組合の年金財源から一部を回したという「改革」もあった。カナダなら革命が起きるという話を聞いたことがある。


 おとなしくしていると、何をされるかわからない。先日、支給される年金から、介護保険の徴収額を天引きするという通知が来た。まったくこういうところは、しっかりしている。

2012年2月25日土曜日

どこまで信用していいものか

 小学校低学年のころ病気で熱が出て下がらず、どこだかの大学病院で間接リュウマチだという診断を受けた。熱が下がらずに、学生に囲まれたなかで教授が診察し「泉熱」という病名がつけられた。


 わが子が風邪かなにかで個人病院にいったら、「いいお薬をだしておきましょう」と、物の本に書いてあったとおりのことを言われたことがある。


 我が家の3人が世話になっている、近くの病院では、釣りの会の会員さんが2年前に亡くなった。入院中に痰を詰まらせたことが直接の原因だったから、家族の気持ちがおさまらなかった。


 医者というか医療というか、どこまでしんようしていいのか、いつも気がかりになっている。


 岩手山麓にいる従妹の子供が癌で1月に手術した。開けて組織を調べたら、また手術が必要ということで、やり直すことになった。


 直接の当事者でないからああだこうだと言っているが、その判断や手法を信用していないというには相当の構えもいるだろうし、医療機関の選択も必要になる。現在はそれもできるようになってはいるらしいがやろうと思うと、なかなか大変なことだ。

2012年2月24日金曜日

いくらかホットする話

 フェイスブックが、中国に商標権を登録している。実際には使わないのに商標登録をしてしまって、中国に参入する企業に高値で販売するという「たくましさ」に自衛手段をしたものらしい。


 すでに中国では「フェイスブック」にあたる言葉がいくつも商標登録されているので、同様の中国読みなどの言葉で60種類も登録したとか。他人事ゆえ武力を使わぬ面白い戦争と映る。


 中国でボランティア旅行している日本の若者の自転車が、もどってきたというニュースも面白い。ネットを使って5万人(?本当かどうかわからないが)に知らせて戻ったと。


 善意には違いないのでいいニュースと言えるのだろうけど、自転車の値段が23万円で「規定」以上だから警察が協力したというのが中国の事情を語る。窃盗が多くて手が回らないということか。


 日本だって負けていません。盗られた観音様が戻ってきたんです。犯罪には違いないけれども、なにかほっとするニュースだった。

2012年2月23日木曜日

「復旧予算「半分手つかず」と朝日新聞


 第一次、二次補正予算の6.7兆円が昨年末で半分程度しか使われていないととこと。自治体の人手が足りなくて予算の申請ができなかったり、国の施策が被災地の現状にあっていないためという。

 復興計画にしても資料が作れなかったり、休職中の賃金を助成する雇用調整助成金は7000億円近くも棚上げのままだとか。

 今日の国会では「消費税増税と社会保障の一体改革」で、「年金改革案を下せ」と不毛の論議をしている。財源を消費税に依拠する考えは同じなのに足の引っ張り合いをしているだけのようだ。

 国家公務員の人件費削減も「もっとやるのかやらないのか」などと、ほんとうに国会というところはなにをやっているところなんだろう。公務員が足りないのですよ!復興のためには。復興庁の二百数十人ばかりでいったいなにができるんだろう。

2012年2月22日水曜日

はずかしい日本


 アメリカの原子力規制委員会が、福島原発事故の記録を公開した。日本とのやりとりを録音も含めて残してあるとの報道があった。
 それにひきかえ日本政府の公文書の保管は全くいい加減なものだ。日本は情報開示もあまりやりたがらないし、都合の悪いことはよく廃棄してしまってなくしてしまう。

 今回の事故でも、東京電力の事故対応については黒塗り文書が出されて、これが国会でさしたる問題にもなっていない。国会に調査権があるにもかかわらず本質的な追求が弱いし、政府がなんとか言いくるめて済んでしまう。

 衆議院定数の削減で論議がされているが、二大政党で収斂させた結果がこのありさまだから、民意が反映しない小選挙区制の選挙方法では、同じことが続くことになる。

 二大政党が切磋琢磨して、いまの離合集散政党がいくつも発生しているのだから、少数政党でも同等の権利を受けられるように、選挙区定数を増やすことがいい。

2012年2月21日火曜日

ブログ投稿数1年

 今日ブログが投稿数365本になった。昨年の29日から始めたから、十数回は抜けた勘定になる。なにかの目標があって書いているわけでもないけれども、一年続いてきたので「継続は力」ということでのなにかの蓄積ができていればいいと思う。


 先を予定するわけでもないから、この先はどうなるのかはわからないが、ネタを思いつくうちはなんとかなるだろう。ブログを書くとなると、ネタ仕込みは必要になる。


 それでテレビでも新聞でも細かく読んだり見たりして、仕込みをする。当然正確なものでな内容をもとにしなければならない。


 夜中の12時までにブログを完成するために、多少の頑張りもする。ちょっとアルコールを飲んで書くこともある。これは「酔っ払い運転」と同じで、話が滑ってしまうこともあるので注意する。見直しはやっているが、結果として誤字脱字もでてしまう。


 今日の話題は「和民」。仕事から解放されて一杯飲むのは、「左利き」には極上の楽しみなのに、和民で対応してくれる社員(?)が自殺などという報道があった。裁判所が労災を認めたというもの。


 いちいち裁判所に判断を求めないと労働行政が動かいないというのは情けないこと。昨年の知事選の時に社長が立候補して結構な票をとったが、いまのところは知らん顔らしい。


 超過勤務をやっているのに手当も出さないなどというのは日常茶飯事。事業主にとって日本はとてもいい国だ。

2012年2月20日月曜日

腕達者は努力する。が、自然破壊はものすごい。 2

 深川や羽田沖のハゼ釣りなどは、記憶に残っている人も多い。いま、江東区の運河でも河川の流れ込みによって、ハゼが釣れることはあるが、湾奥からは木更津まで遊漁船が走って行って釣ることになる。


 江戸前のハゼ釣り文化もここまできている。そのうえ、今回の放射線物質の汚染だ。流れ込みの大河川の汽水域にホットスポットがあるという。


 調査地点を広げたらどんな結果が出るだろうか。釣り愛好家だけでなく、子供たちが手軽に楽しめた釣りも当面廃れていくことになってしまうのではないか。


 汚染の実態が不明なだけ風評も広がるということだ。釣りの会の組織にとっても、ゆるがせにできない問題だ。


 こんな状態でも、釣りはアグレッシブなものでなくてはならない。漁であれば、出かけるときには支度はきちんとしたに違いない。経験の蓄積も相当あった。その日食べられるかどうかがかかった真剣勝負だった。


 漁からの「昇華、変遷」を思うと、この攻撃的要素は大事なことに思える。家でパソコンなどいじっているようではだめだ。前日は酒など飲まずに十分な構えをつくらなくては。

2012年2月19日日曜日

腕達者は努力する。が、自然破壊はものすごい 1

 よく釣れる人は実によく工夫している。記録もつけて仕掛けもちゃんと自作で準備する。釣りの世界でも竿や糸はより良いものに変わっていく。


 道具と思考、経験を蓄積して「科学的」に次への展開目指す。こうして次の釣りに備えるが、往々にして「返り討ち」に会ったりする。これがたまらなく面白い。


 「釣果」という専門用語でどのくらいの数が釣れたかを表す。大会や競技ともなると数を追って釣ることになる。このことの疑念がないでもないが、千葉県の三番瀬を守る運動で、釣りは結局今ある生き物を殺してしまうという疑問が呈された。


 水産試験場(旧名称)の研究者からは、ハゼなら釣りによって失われる数は銀行利息のようなもので影響はないという話が紹介された。自然が健全であれば問題はないことがわかった。


 東京湾でも、半世紀も前から埋立が頻雑に行われて、干潟が消失して、稚魚が育つ環境が圧倒的に狭められた。その上高度成長政策によって引き起こされた公害の汚れが、河川、海を汚染した。


 いまでこそ、湾内の埋立や開発が鈍化し、「ほったらかし」になったことで、それなりの自然環境が育ってきているようにも思う。しかし、東京湾の漁業者はもう壊滅的に減少してしまった。

2012年2月18日土曜日

エコポイントを使って米沢牛を食す

 昨年、地デジのテレビに買い替えたときの、エコポイントを利用するのを忘れていた。


 この注文をパソコンを使ってやるのが、ちょっと面倒なうえに商品が少なくなっているらしくて、検索が面倒なので、登録だけしておいてそのままにしてあった。


 期限が近づいてきたので、全国型か地方型か、ポイントはいくら使うのか、どういう商品を選ぶにかなど、類型を絞り込みながら検索をした。


 すでに、商品が品薄になってきているのも手伝ってなかなか絞り込めない。往生しながら漸くの事で申し込みをしたら、「ありません」とあとからメールが届いたりして。


 でも、やっと探し当てた米沢牛を注文することができて、スキヤキにして食べた。これはなかなか美味かった。苦労の甲斐ありか。

2012年2月17日金曜日

今日のパターン

 主夫業の朝食を片付け、洗濯物を干し終えると、9時半くらいにはパソコンの前に座われる。電源を入れてから、コーヒーを飲むための瞬間湯沸かし器に水を入れる。


 パソコンが立ち上がる頃合いにちょうどコーヒーが飲めることになる。ペットボトルから注いだ水は80秒で沸く。スーパーの安売りで仕入れた「クリープ」を溶かし込んでマイコーヒーが出来上がる。


 コーヒーを口に持っていきながら、メールチェック。これによって一日の流れが変わることもある。だから他に始末の必要なことがあるときにはこれは後に回すこともある。


 メールを送ってくれた人には「ちょっと待ってて」ということになる。とこどき考えるが、パソコンというのは便利な道具には違いない。使い続けていくと理解はできる。でも、あれこれの機能を使い始めると、なにせ奥が深いからはまり込んでいく。


 解らないことを研究することになるから、時間だけは使う。時間つぶしにはいいが、がこの機能はどんどん開発されるし、収まりがつかない。現代の若者たちはなんの造作もなくスッと使えるようだ。
 
 もう社会の在り様が、日常生活の面でもこれを抜きには動かないようになっているのも確かだ。

2012年2月16日木曜日

商魂たくましく中国の広州から世界一を奪ったスカイツリー

 「商魂たくましい中国に一矢報いた」と評する話があった。東部資本が投資して「商魂たくましく」つくりあげたのだから、目くそが鼻くそを笑うの類ではないのか。


 11日に開通式のあった東京ゲートブリッジも2618メートルという長さ。双方とも建設に使った鉄材で、ナントカ製鉄会社は、どれだけ売りあげをのばしたのだろう。きっとこれも記録に残る数字だろう。


 3000円払うスカイツリーの料金は鉄鋼会社へいくわけだ。こうして造るのがはたして日本の文化になるのだろうか。文化人たらずともこの在り様が胸に落ちない。


 「鉄とコンクリートの町を造る」と批判されて、美濃部氏に敗れたことがある石原現知事は、ひたすらこの道に走る。


東京港の東京港の整備に236億円(35.6%増)、東京外かく環状道路の整備に102億円(32.5%増)、首都高速道路の整備は213億円(52.6%減)、鉄道の連続立体交差化の推進は408億円(8.9%減)などという今年の都予算。


 あまつさえ、銀行遊びに失敗して今度は電力遊び(100kW級天然ガス発電所の新設に1億円)にまでご発展か。