2012年6月19日火曜日

日本はアメリカ軍の演習場じゃない



 オスプレイの低空飛行演習が日本のあちこちでされている。危ない「新型輸送機MV22オスプレイ」が東北、信越、四国、九州など6ルートあるのだそうな。

 低空飛行訓練は、レーダー網を潜り抜けて、地形に沿って敵地深く侵入するためのだから、そういう地形を選んで「練習していただいて」いるわけだ。

 ルートの名前が奮っている「オレンジ、ピンク、ブルー」などとカラフルに名前をつけている。軍事色を薄めるためだろう。最近はエレクトロニクスの発達で、色に配慮をすることが多くなった。写真や映像が、本物よりきれいになることもある。

 しかし、だいたい軍事戦闘行動はカラーなんかにはなじまなし、人を殺す場面をニュースであっても見たくはない。せいぜいモノクロだった時代のままで結構だ。

 そのくらい過去のものとしておきたい。領土を武力で手に入れる時代でない。日本で訓練して海外で、戦闘するアメリカのために日本の国土を提供する。

 それを「日本を守ってもらっている」という言葉だけではもう済まない。「はいはい」どころか、先回りまでして媚を売る日本の姿を恥ずかしいとは思わないのだろうか。



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