2012年9月8日土曜日

釣りが好きでもダメなんです


釣り師は「てんぐ」が多いと言われる。他人事でなく、やっぱり釣れると自慢をしたくなるもの。つりは「微妙に」思惑どおりに結果が出ないものだから、ついつい天狗になって落語みたいな大仰な話をする。その虚構話は人を傷つけることはないから、許される風土が出来上がっている。
 
 「太公望の腕前、認めてほしかった」とまあ素直な巡査部長サン。釣り雑誌の原稿書きで報酬もらっていた。釣竿やルアーなどももらっていたという。テレビ出演もしたというから、結構な腕前なのかもしれない。懲戒処分を受けてから依願退職した。

 公務員だから兼業は公務員法に触れる。でもどうも腑に落ちないのは「特別職の公務員」。自治体の長もそうだ。同じ公務員でありながら、政治活動もできるし、選挙活動もできる。本を書いて売ってもいい。職務専念の義務から免れている。政党設立もできる。そのうえ何でも言いたい放題。嫌になったら職を放り出すのもOKだなんて、なんて恵まれた公務員なんだろう。



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