2012年9月8日土曜日

人手が少ないことが最上ではない


NHKニュース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 京王電鉄でトラブルの原因を調べたところ、川崎市麻生区にある若葉台駅の通信装置の電子部品に不具合が見つかり、通信が正常にできなくなっていたことが分かりました。
この通信装置は、各駅に設置されていて、運輸指令所は、この装置を通じて駅の信号やポイントの切り替えを一括して行っています。制御システム自体に問題はないということで、京王電鉄では、不具合があった電子部品を詳しく調べることにしています。
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 5日の京王線の運転停止で、7万人が影響を受けたとのこと。
制御システムに問題がなくて、電子分品の不具合ということなので、「集積回路、液晶ディスプレイ、コンデンサ、蛍光灯、スイッチ、ヒューズ、電線」などのことだから、保守点検がおろそかになっているということではないか。

 制御システムはなんでもなくて起きてしまったのなら、そう考えられる。でないとしたら、制御システムで事前に問題を拾い出せなかったということになる。収益強化のために、人手を減らすというやり方がこういうこと起こす。

 国鉄の分割民営化のとき、ダメになった蛍光灯の取り換えは、一本ではやらずに何パーセントかになってからやるということもあった。コンピュータで人の手間をいろいろ軽減することはあると思うが、万能にしてしまっては「安全神話」になってしまう。

 最近運転停止の事故が多いが、「車両点検のため」というアナウンスも多い。車両点検は、電車が稼働中にするものではないだろう。



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