2020年2月25日火曜日

真鶴半島ウォーク、後半は港の様子が目に残った


 過去に何回か歩いたことがあって、うっすらと当時の記憶が残っていた真鶴半島だった。でもその時は写真撮影を意識してのことではなかったので、その意味では初めての経験だった。高台にある道路から見える遠景は、東側からの太陽が海に照射して光り輝いていた。

 熱海の方角だろう半島の形は、全体が陰になっていて霞が掛かったようになっている。手前の木の影と双方とも墨絵のような具合になっていた。半島の先端に着いて、昼時になったので、小さなレストランで昼食に。三ツ石の磯には降りずに眺めただけでUターン。

 途中には、魚付き保安林で活躍してきただろう老木があり、その力強さに圧倒された。帰りの道は少々疲れがたまってきた。ゴールに近づいたところに真鶴港が見え、そこに漁具が干してあった。港いっぱいに広がった網は、漁業の活性を感じた。そういえば真鶴半島の東側の福浦から、釣り船でカワハギつりをやった昔を思い出した。



















2020年2月19日水曜日

真鶴半島の光と影


 タイトルはちょっと古めかしい感じがするけれどもうまい表現が思いつかない。衣食住の生活環境を保全していくことは、どんな時代でも一番大事にしてきたはず。今は農業も漁業も法人化が意図的に導入されて個人から大規模な事業へと、変容が迫られている。ものみな大都市へと集中され、地方の生業が置き去りにされていく。

 真鶴半島の道を歩き、陽ざしが照らす海を見ながら、空き家が目立っていることに、日本の縮図をみる思いがした。自然を保全して共生しその場で活きていくことがこんなに難しいことになっているのはおかしい。撮りながらそんな思い強くなってきた。















2020年2月15日土曜日

海を守り町を守る真鶴半島


 行き先が高尾山から真鶴半島に替わって、真鶴駅から半島を一周歩くことした。冬の服装で寒さを感じない程度の陽ざしだった。海の陽ざしは照り輝いてもう春が近づいている感じだった。「魚付き保安林」で有名な森と海の様子をカメラに収められればいいなと、鵜の目鷹の目で眺めながら歩いた。

 真鶴はリゾート法による別荘地開発、マンション建設による影響を避けるため「景観条例」をつくって街を守ってきた。現在も「変えない価値」を大切にしている。

 江戸時代に魚の生育のために、森を保全して対策をとっていたことも驚きだけども、その精神が受け継がれて、自然と人との共存を図っていることに感心をする。自然環境をないがしろにして破壊することに、さして考慮されない現代には珠玉のことに思える。

 ついでに森林総合研究所HPから拾った、魚付き保安林についての研究論文に、漁民へのアンケートの記載があった。
「森林の魚つき機能は古くから漁民にはよく知られていて、水産庁の平成6年度の定置網漁業と森林に関するアンケート調査の結果、全国1400余の定置網業者の約80%が森林の定置網漁業に対する効果を認識していることが分かりました。」と。

 その「魚つき保安林は平成143月現在、全国で約25,137ヘクタールあります。」とも書いてある。この面積は奥多摩町 225.53平方キロよりやや広く、大島町90.76平方キロの約3倍程度。あまりにも少ない。漁業者の認識があるのにかかわらず、効果的な手を打たない政治の貧困というべきものではないか。














2020年2月11日火曜日

意外と簡単だったブルーレイディスクドライブ取り付け

 60周年記念演奏会のブルーレイディスクが見られない!またドジを踏んでしまった。ビデオレコーダーの方で見られると思いこんでいたけれども、レコーダーの方はもう一つ条件が足りないようで、ダメだった。

 パソコンを購入した時に、DVDドライブを使えればこれからは事足りるだろうと思って、ドライブをセットしてもらっていたので「音声ファイルをCDに」などという要望にも応えるのが難しかった。外付けのドライブを使ってなんとかやっていたものの、使用後にパソコン起動時の状態が「CD作成の準備ができた」などと、おかしな反応をしていた。

 そんなこともあり、ブルーレイとDVDCDを書き込み出来るディスクを購入することにした。以前にパソコンの内部をいじったこともあるので、なんとかなるだろうと工事に入った。電源を切って裏側をみるとたくさんのUSBやらコードが接続されていて、見ただけで気が重くなった。でもよく考えて観ると、それらを外すことは必要がなかった。電源だけ落とせばいいと説明書にも書いてあった。

 じっくり考えながらパネルを支えている4つのネジを外すだけで、想像以上に易しく内蔵ドライブを変えることができた。パソコンの内部は3年分の綿埃がたまっていた。掃除機で吸い取ろうかとしたが、場所が狭くてできず、濡れティッシュで拭いて済ませた。無事工事が終了して対応ソフトを導入し終えた。演奏会のブルーレイディスクは素晴らしいでき上りだった。ただし自分の姿を見るのは脂汗ものだったけど。


2020年2月9日日曜日

♫梅は咲いたか桜はまだかいな

 表題をパソコンに打ち込んだら「梅は咲いた笠倉はまだ買いな」となった。世上、AIが活躍するとまことしやかに宣伝されるけれども、文字入力でさえこんな程度では危ないものだ。清元節の「東京小唄」は有名でラジオの時代に三味線の音が調子よく耳に残っている。親父が道楽していたわけでもない。今聞いても艶やかな音色がやさしくて懐かしい。

 梅が咲いたとの話がテレビでも取り上げられた。熱海梅園が満開だとのこと。そんな時期だと何となく春めいて、このところの寒さが気持ち和らぐ気分になる。実は高尾山に行くことになっていたが、一緒に付き合ってくれる娘の体調がもう一つよくないらしくて、相談の結果温泉に行くことにした。以前行った十谷温泉源氏の湯がよいかとNETで確認したらなんと廃館!

 ウォーキングするところをと、真鶴半島を歩くことにして、NETで半島を探しても温泉が良さそうなところはない。湯河原をGoogle地図で検索して、やっと一軒見つけた。検索では旅館やホテルの「写真」が紹介されている。温泉の様子も写真にあって、良さそうだとその旅館に決めることにした。

 真鶴駅近くの駐車場に車を止めて、半島の先までふらふら景色を眺めながら歩いて「高尾山登山」に引けを取らないくらい歩いた。さすがに足が痛くなったが、温泉に都合5回も入って温まって癒した。翌日、湯河原から近い熱海梅園に寄ることにした。平日だったのに、広い駐車場はほぼいっぱいだった。広い庭園を歩きながら写真を撮り歩いた。観光地にしては珍しく外国人が少なかった。コロナウィルス騒動の影響なのかもしれない。




さくら


2020年2月5日水曜日

撮影した写真群の断捨離先

 デジタルカメラ時代ゆえに、撮る写真の数は途方もなく増えていく。自分に写真を見る力量が十分ならば、さっさと不要な写真を「削除」すればいいはず。もしかしたらの身びいきで、場所はとらないパソコンのファイルとはいえ保管している。いつか削除すれば…との無意識放任は、これから先の時間を想うと「いつまでたっても…」に対置しておかないといけないこと反省する。

 最近はパソコンに積もっていく写真を、編集ソフトを使うたびになるべくは消すことにしているが、絶対量が増えていくのではかばかしい整理には及ばない。写真は展示会のために収れんすることで整理している。ケジメとなって気分的な区切りがつくことにはなる。ただ、展示会ではほんの数枚を選択するだけのことなので、圧倒的なその他の写真を捨てるという選択はできない。

 それならと、残った分の消化をするため、しばらく前から「エッセイ」「写真集」「ブログ」のサイトを作って写真を利用するようになった。サイトはこれまでさして整理もせず個別にバラバラで、思い出したように新しい写真で更新していたのみだった。この度はその状況を「断捨離」の方針のもと、四つのサイトを整理しようと手を加えていくことにした。HPの使用方法もいくらかはわかってきたので、難しくはなさそうだ。手をかけてみると、「見栄え」についての技法がずいぶんといい加減だったのが分かってきた。

ネーミングは、たまにしか更新しないからとの思いで「とびとび…」とした。写真のできとしてよりは、風景プラスアルファの切り取りで。このサイトの更新は増えていきそうだ。

エッセイ気取りでつくった「文集」。旅先での出来事を文書と写真でまとめる。旅でさまよい歩き回るあいだに写真と文字の記録をちょっといれてみる。

旅は、撮影目的と計画から始まる。計画段階からドキドキ感があり、撮影先での印象や期待とのずれもあったりする。写真撮影の結果に留まらない後味を残す。せっかくの味わいを残してみるのも一興だと思いつつ。

ウロハゼあーそーべー

ブログは好き勝手にとりとめない題で書き込む文書と写真。書き込みがだんだんおっくうになってきたこのごろ。


それぞれのサイトを整備し、相互にリンクさせたのが今回の仕様。

2020年2月1日土曜日

去年と同じ僕にはなりたくないけど

 区民検診に行こう行こうと思ってぐずぐずしていたら、ついに区からメールで健診受けろとの連絡がきてしまった。昨年も2月にやっていたので、間隔が遅いわけではない。と、言い訳めいているが、本当はアルコール摂取量が多くて体重が増加をしている。診断をするにはもうちょっとアルコールの影響を何とかしてからと思いつつ、状況が変えられず今に至ってしまった。

 健診は2月まででもう後がないから、しかたなく出かけることになった。血液検査では、しばらく前の受診時に先生からPSAの検査をするように説明を受けていたので、検査項目に加えてもらった。胃の検査はピロリ菌退治後、昨年の健診で胃カメラの洗礼を受けたので、今年もやることになった。ピロリ菌がいなくなったら、胃炎になる可能性は少ないのだろうけど、昨年小さな胃潰瘍の跡が見つかっているし、一年一回の検査だからしょうがないかと、胃カメラ検査受診の予約をしてきた。

 昨年後半からウォーキングに少し力を入れたつもりだけど、ちょっとばかりで体重を調整できるものではない。かといって今更専門的なトレーニング、というところまではなんだし、しょうがないなとあきらめて、寿命との兼ね合いに身を任せることになるのか。もしかしたら、強烈な検査結果で、再起の動機を与えてもらえるのか。期待はもちろんしないけど。