2022年4月9日土曜日

新型コロナウィルスは変異して生き延びているのに

 中野区のホームページに「新型コロナウィルス感染症相談の流れ」があった。あくまでも「相談」という辺りが全般の中心になっているが、医者にかかるまでのハードルが高い。

熱がある場合は、かかりつけ医か東京都、医療機関案内、中野区の相談窓口に電話をして支持を受けるとあり、症状によって医療機関に受診するのか自宅で様子を見るという扱いになる。相談して医療機関で感染が疑われる場合は検査を受けることになるが、この場合、検査料は無料になる。検査の結果で感染者になれば施設を紹介されるのが基本とされているが、軽症であれば「自宅でどうぞ」ということになる。

症状がない場合は厚生労働省、東京都、区の相談窓口へ電話をしろとのこと。しかしこれは。本人が接触したと自覚されるか、自主的な検査によって感染者となっている場合もある。いずれにしても「かかりつけ医、医療機関」への連絡、その指示に従って受診可能になる。これは症状がないわけだから、自宅で様子見にならざるを得ない。

保健所職員や医療従事者の負担がこれで軽減とも意図はわかるけれども、だったら対応するための充実策が問われる。多少の策をとった例は報道しているが、足りていないということだろう。これまでの反省も教訓も放っておかれている。検査を充実させることは考えられていないし、「経済のために」という殺し文句で、コロナとの共生を迫られているようで、納得できない。

 

中野区の場合



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