2012年2月1日水曜日

消費税を上げれば…ができる!


 消費税は来るべき高齢化社会に備えて導入すると説明していた。その財源いったいどこへいったのか?

 介護保険制度導入で別に「後期高齢者」から掛け金を取っているし、年金に回ったことはないし、特養ホームは民間にやらせるようにしてしまった。

 高額所得者と法人税の減税はキチンとやった。フツー以下の所得層の減税は止めてしまった。さて、消費税の財源はどこへ。
 東日本大震災の復興財源の論議で一時、「復興税」などと一緒に論議になった。今度は「一体改革」とかで社会保障の財源にするかのような素振りをみせる。

 岡田副総理は、主婦連合会との意見交換で、「(増税分の)使い道は全部社会保障だ。医療や介護など(国民に)同じサービスがいく。取るところだけではなく、使うところもトータルで考えて欲しい」と言った。

 やっぱり、これまでは使っていなかったと白状したようなもの。消費税を導入した後は「打ち出の小槌」で、なんやかやと理屈をつけては税率を上げようとする。

 消費するたびに税金を「振り込む」こちらはたまらない。振り込め詐欺を国がやっているようなものだ。