2022年11月11日金曜日

呉市街から島へ渡って歴史を追いかける4-2

 自衛隊呉基地から、本土の呉市街と倉橋島を結ぶ音戸大橋へと移動。そこから10キロ弱ほどで音戸大橋直下に着く。本土側と倉橋島を結ぶ橋が建造されたことにより、音戸渡船が廃止されたと聞いていたので、そこをぜひとも見たいという希望に沿ってくれた。

 渡船場の様子が使っていた当時のまま残っていて、昔を想像してみることができた。船着き場の前は、海際の道路は車がひっきりなしに通り、広くない道路は歩くのに余程の注意がいる。渡船を利用していた頃はそんな危険も少なかったのかもしれない。橋げたの下あたりには、当時をしのべるような建物は少なくなっているようだった。

 倉橋島と隣の江田島までは早瀬大橋でつながっている。そちらには行かず、いったん「本土」に戻ってから、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、最後は岡村島に向かう。この日の後半は5つの島を周遊するコースになった。(次回4-3へ)