2011年6月27日月曜日

地元の生活、文化、歴史に思いを馳せて復興計画をつくれるのかな?

  諸分野に関する政策立案・政策提言を主たる業務とする研究機関…いわゆる財界のシンクタンクである「NTTデーター」と「野村総合研究所」が、若者に被災後の日本を創るアイディアをフェイスブックで公開してもらう。

 そのうえで投票評価によって100人を選択、一同に会して議論する。それをリアルタイムで公開して議論を活性化させるという。 7月上旬から始めて8月に合宿するとか。


http://www.nikkeibp.co.jp/article/reb/20110621/275048/

 「成果物は、復興に役立つ事業プランを想起できるものであれば、動画や簡単なプログラムなど何でも構わない」ということだから、主催者の選択に任される。

 この「野村総研」は宮城県の復興会議に「三菱総研」とともに委員として参画している。復興計画にある漁業について、大規模集約化を図るとした方策に漁業者から批判を受けている。

 生活も、職も、できるだけ元のように戻りたいというのが一番の願いだろう。宮城県の復興会議はメンバーの大半が東京にいる(県内在住者は2人)ので開催は東京でという。


 被災者の思いはさておいて、頭越しに復興させる?それでは被災地が元に戻ることにならない。