2013年4月17日水曜日

放射能汚染の影響はどこまで広がっていくのか

 福島で子どもの病死​者数が増加しているという。宮城県や岩手県には起こっていない。放射能汚染と心臓疾患の関係を指摘している人もあり、マウスによる実験でも、放射性セシウム137(Cs-137)が、唾液線(甲状腺の近傍)、心臓、腎臓に多く蓄積するという結果がある。
 
こういう傾向が「絶対的」と言うにはまだ、調査の継続が必要だろうと、一方では思うが、この状況を真摯に調べるという姿勢が国の態度にはなっていないから、ここにも風評が発生する余地が出てくる。

 今日おおい原発差し止めの大阪地裁の不当な判決が出た。関電の言い分を採用した酷いものだ。安全神話にまだどっぷりつかった裁判所の判断を認める人は少ないだろう。
 中野区で放射能や原発問題で活動している「バイバイ放射能@中野」が土壌の放射線測定をすすめている。区内でも100ベクレルを超えるところは多い。
 東京も大丈夫だという環境でない。



溺れた犬は棒で叩け


 日本維新の会が兵庫県伊丹市、宝塚市の市長選挙に公認候補を立てて惨敗した。「退潮傾向」と東京新聞が書いた。まあそうでしょうといいたいところだ。マスメディアがいくら「橋本・石原維新」の露出度に手を貸しても、これまでにの自民党政治のエリアにいる限りは、バレるのは早い。だって、メディアを利用した宣伝に憂き身をやつすだけのことだから。

 早い話が、橋下氏がすすめる政策については、やらないほうがいいという対極にあるから、日を追うごとに、それは解ってくる。選挙結果をアップした、Facebookに「おぼれた犬は棒で叩け」と書き込んだ。酷い言葉かなとMET検索してみたら

 「1926年、魯迅が反革命派が占める北京を逃れ南下するときに述べたといわれる。彼は当時の反革命派を「犬」と呼んで憎んでおり、反革命にそまった「悪人」に対しては情け容赦もかけるべきではない、と言ったのである。」との記述があった。

 革命というワードの評価が定まらないから、軽はずみには言えないが、しかし変革を求めて「飛躍的発展」ということであれば否定されるべきでない。主権者は国民であり住民だから、その多数が今よりの幸福を求めるときに、止めるための手を広げるものは、批判されてもしかたがない。