2013年5月10日金曜日

ボーイング787落ちるなよー


 航空機には交通手段としてはまず使わないが、いつだったか相当前に使ったときANAの会員カードを作った。メールマガジンの登録をしているので、おりおりに宣伝が入ってくる。今日は「61日~ ボーイング787型機の定期便再開について」ということで、案内が送られてきた。

 米国のボーイング社の改修計画が航空宇宙局によって認められ、国土交通省が「耐空性改善通報の改訂版」を発行したことによって、バッテリーの交換を順次すすめている。作動状況のモニタリングをしながら、定期便の再会をするといったものだ。

 ボーイング社が、本来の原因がわかるのはまだ先だといっていることは、報道されていたから、全幅の信頼というわけにはいかない。わからないまま、様子を見ながら航行するということだから、普通に言えば見切り発車だ。「十分な安全対策の実施を踏まえ」と称しているけれども、どうしてそう言えるのかはさっぱり理解できない。


 安全神話症候群の一種とでも言ったらいいんだろうか。ボーイング社が「安全と決め」たら、カタカタと倒れる将棋倒しみたいに、十分な安全という創作ができあがる。ボーイング787は「落ちない」と祈りながら乗るしかないのか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ボーイング787型機の6月以降の運航再開について

 ボーイング787型機の運航見合わせにより、ご利用のお客様に大変ご迷惑をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
 現在、運航を見合わせておりますボーイング787型機につきまして、バッテリーが不具合に至った原因の究明は運輸安全委員会により現在も継続中ですが、その一方で、ボーイング社は社内のバッテリー専門家はもとより、米国内自動車メーカー、バッテリーメーカー、学者など、バッテリーに関する有識者を交えたチームによる徹底的な原因究明を進め、弊社もこの活動に参画してまいりました。推定されるあらゆる要因を排除するための技術対策を講じた改修内容がボーイング社より立案され、先般、米国連邦航空局(FAA)によりこの改修内容の有効性が評価・承認されるとともに、国土交通省より耐空性改善通報の改定版が発行されました。

 ANAグループでは、当局より提示されましたボーイング787型機における改修内容について確実に技術対策を施すことに加え、同型機の確認飛行、運航乗務員の慣熟飛行、バッテリーの改修効果確認・作動状況のモニタリング等、安心してご搭乗いただけますようにあらゆる準備を整えた上で、ボーイング787型機の定期便運航について6月1日からの再開を判断いたしました。

 6月以降のボーイング787型機の運航路線につきまして以下のとおりご案内申し上げます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~