2021年10月16日土曜日

支払いの手間が客の仕事か?客がやること増えていく

 最近はスーパーでも、頼みのコンビニも支払いを「ナントカpay」、Payペイ、スイカ、PASMOなどとか、それもスマホを使ったか方法に加えて、現金支払いが乗車券購入方式で、自分で清算するということになってきた。最後の城壁が崩されている気がしてきた。こちとら古い人間だから、商品を購入してその支払いを、受け取って釣りを出すというのは、そちら様に仕事だろ?と言いたくなる。

 クレジットカードなどはなるべく使わぬようにして「金の管理」ができる自己規律を、させまいとしているようでもある。クレジットが実行するまでの間の「スキマ」が儲けになる。「ポイント還元」がその一部なのだろう。

 国鉄の民営化前、切符の購入を「自動化」したときにも、そんな機械装置を使うことが強要され、日常のことに慣らされた。その人件費は見事に国鉄職員人員の削減効果に現れた。とはいえ、生活の中で「金科玉条の」スマホを利用した生活はこれから先ハラスメントがいやでも仕掛けられる。

 スマホのあれこれのアプリは、「個人消費」拡大のための道具として、もてはやされ活躍する。まずもって「購入の誘い」はウルセーと言いたいほど入ってくる。そこからスマホの利便性だけを拾い上げる作業は面倒であり、どうしらよいか判別つかない場合も多い。Au(に限らず)にまつわる購買意欲のお誘いはまったくすごい。

 仕方なく「スマホ支払い」を利用しようとしたら、そのクレジットカードは年間会費11000円で、通信料金や買い物で付いてくるポイントで損はないという説明だ。いままで放っておいた「ポイント」なるものも、当てにできるほどのものでないが、あちこちで散らかりっぱなしなので、もったいない気になってきた。かくして現金を財布に入れた買い物もガラパゴスと言われるようになってしまうのか。