2016年12月2日金曜日

なんだかんだで一年終わる。早く終わってほしいものもあるけど…。

 12月に入った。時間が早く過ぎるのは、自分の脳細胞の伝達がゆるゆるになってきたせいだろう。やるべきとした自分の決め事も、どっこいしょ気味の立ち上がりが多くなってきたから、時間がたたないと結末に到達しない。忘れてしまう所作を人と笑いあうのはいいが、大事なことにかかわったらどうしようかと心配が先立つ。深刻なことは考えないようにして、なるべく人の悪口でも考えて過ごせば、健康には役立つのかもしれない。意に反して捨てたくない細胞も日々終焉を迎えているにちがいないから、こっちだって執念をもって立ち向かわなければならない。

 年金の削減やらTPPやら保険の負担増やらのこと、マスコミの報道はすっかり自粛してしまっている。国会でろくに審議もせずに「強行」採決が、櫛団子のよう連なっている。テレビ報道はこのことをちっとも取り上げない。取り上げているのは、海の向こうの韓国の大統領の話、そしてこういうときに亡霊のように現れる麻薬のニュース。

 報道するほうだって、報道内容の検討をしてのことだろうから、そういうやらせ番組を仕立てているというふうにしか言いようがない。朴槿恵大統領がいかに不正でも、ASKAのお母さんが病気でも、それはニュースには違いない。しかし不正の話なら日本の閣僚の中の集団不正は野放しにする気か?と腹が立つ。オリンピックの経費は知事が2兆円かかるのは高すぎると言っている。まってくれよ。2兆円から少し欠ければ落としどころになるのかよ。

 2兆円もの資金に群がる、したたかな入札参加企業の顔を想像するよ。冗談じゃあない。こちらは、年金を削られるんだよ将来にわたって。そんな内閣の支持率が60%あるという。とんだ笑い種だ。どうひっくり返したってそんなになるわけがない。「誘導尋問」のトリックで作られていることは疑いない。こんなことをマスコミなら、もうちょっとまともに分析してとりあげなくちゃ笑われるよ。