2011年11月18日金曜日

医者とのつきあいは


 岩手山麓の仙人を連れて皮膚科に行く。身体の湿疹と頭にも何かできているらしくて、治療を受けに行くことにした。地図をみて場所を確かめた上で、出発したが、通勤の車が多いだろうとの心配に反して、すいている道を走った。

 途中道を間違えることもなく駐車場へ車を止めたら、待合室はこれも予想外に少なくて、診療は直ぐに終わった。

 自分の湿疹もついでに見てもらおうと、状態を説明して薬をもらった。3種類も。東京でもらっている一種類の塗り薬は「後発薬」だが、ここでは「先発薬でお出しします」ということだった。

 状態を言えば言うほど薬が増えるみたいなことで、なにか腑に落ちない。知ったかぶって医者に話すのもよくないだろうと、言葉を飲み込むが、信頼関係の築き方は難しい。

 東京ではK病院に世話になっているが、肺炎の治療中に死亡した人が出て警察に事情を聞かれているとか、知り合いが入院して痰を詰まらせ、対応が遅れて亡くなったなどということが起きると疑心暗鬼なる。

 診療をうけるときには、とくに「変な」対応や様子は感じないし、ちゃんとやってくれていると思うのだが、システムのどこかに欠陥があるのかも知れない。

 しばらく前、神奈川県の公立病院で、手術室に向かう患者二人を看護士一人が連れて、取り違えたということもあった。医者が少ないとか、看護士さんの労働条件が整っていないとかいうことであってはまずい。