2013年12月23日月曜日

天気は上々、釣りにはいい日だったのがよかった。

つまり、またまた釣果に恵まれない例会だった。今回のレンタカーは8人乗りの大きいものを予約したので、6人乗車で、それぞれの釣り道具一式を積み込むにはちょうど良いものになった。横浜の鶴見で一人乗せてから、一時間ほどで現地に着いた。三崎港でも城ケ島大橋が右斜めに見える場所だ。8時過ぎにはなっていて、小さな川が流れ込んでいる切れ込んだ入江には、先客がたくさんいた。連休中日だし、日並もいいし家族や子供連れで、アミコマセを使ってイワシなどを釣り上げて、歓声を上げている。

手前どもは、一応ハゼを狙ってやろうということで、水深4メートルほどの岸壁に座り込んで、主にリールで「ちょい投げ」で始める。自分は3メートルの中通し竿で、歩き回ろうと決めてみんなと少し離れたところで、やってみるとすぐにオコゼがかかった。しばらく見ていなかった魚だが、毒針にかからないように足で抑えて慎重に針を外した。それからすぐにメバルが釣れて、少々小さいが成果としてバケツに確保。しばらく間があいて強烈な引きに合わせたら本命のハゼだった。根ガカリかと思しき反応に、竿を立てるとイイダコが途中まであがってきた。あとは掛け損なった魚信の感覚があったのみ。反対側の船着き場に回り込んでみたが、全くあたりがなかった。

 コマセを使って魚を釣っている家族連れの脇で、一緒に行った仲間が海タナゴやヒイラギ、メバルを釣り上げた。会長は昨年来ているので要領を心得ていると見えて、車を降りてからスタスタと歩いて入江の中ほどの位置で、仕掛けを投入していた。ちょうどその近くにいるときに、随分すごいものが上がったのが見えた。なんとマゴチだった。クロダイを狙っている人がタモを差し出して、上げてくれた。上げたとたんにハリスが切れたから、助けがなければ釣り上げることは難しかったろう。
本命のハゼ釣りは、「ちょい投げ」で主に釣っていたSさんが、8尾を釣り上げてダントツ。あとは2~3尾という結果だった。リールを使ってやるハゼつりは、アタリがわからなくて、好みではないが考えを改めないといけないようだ。


ウドンの煮込みは、足場も平らだし背中は護岸をしょっているのでガスボンベの火も安定していて、うまくいった。味ももちろんうまくいった。Uさんの山の道具と料理の腕がまた、効果的だった。会長がカサゴを何尾かあげていたが、今回釣れた魚種としては、相当あるので暖かい時期にはもっと面白いつりができるのではないかと思えた。ハゼが釣れる港ということは、三崎港周辺に繁殖できる場所があるのだろう。この入り江の流れ込みも条件にあてはまりそうだ。釣った魚は、Mさんが皆の分を持ち帰って調理されたが、ハゼは油気がおおいとのこと。食べてどうかは先の話になる。