2013年4月5日金曜日

1ミリシーベルトが国際放射線防護委員会の勧告


 降圧剤がなくなったので、病院にでかけた。晴れ間が出てきたので、布団を干してから家を出る。昨夜は池袋で一杯やって、また釣りの計画ができあがった。友人は那須に別荘をもっていて、その周りの渓流に通っているらしいが、放射能汚染を心配して、遊漁券(年券)は買わないでいる。群馬の方へということで、やっぱりかなり昔に行ったことがる片品川にそそぐ渓流をねらうという話にまとまった。

 放射能汚染の状況をみていると、福島や栃木、奥多摩の川でイワナ、ヤマメ、ハヤなどの測定がされて、100ベクレルという基準からしても、結構な濃度が出てきている。首都圏の水瓶となっている利根川水域でも川底から高濃度のセシウムが測定されて、いよいよ東京湾に入り込む状況になっている。これが今後どうなっていくのか、本当に心配なことだ。

 だいたい、どこにどれくらいという結果がでても、その結果でどうすることもできない。食物はある程度避けることができるにしても、今の気候のように台風並みの風が、どれだけ運んでいるのか、空気中に拡散されているか考えると、あきらめにもちかい感じになる。これまで口から吸いこんだ分が結構あるのだろう。

 病院の帰りに見た測定値は、1時間あたり0.090マイクロシーベルト。年間換算で0.79ミリシーベルト。自然放射線分が毎時0.04とカウントされるから、その2倍の汚染になっている。