2011年11月12日土曜日

霞の向こうに青空が

 飛び乗った新幹線から見える雨後の朝は、空気が澄んで秋空がひときわ奇麗だ。昨日の憂うつな雨から、救われた気がする。

 TPPへの協議参加の表明は、救われない思い。民主党の対立的討論も、所詮こんなものか。

 日米安保条約のMSA協定に、経済協力が義務づけられている。アメリカにおもねる選択しかないというのは、情けない政治の貧困さだ。参加でなく協議だなどと、よく言ったものだ。

 霞がかかっても、風がふけば、青空があるはず。風が止まないように、扇いでやろう。