「切るか切らぬか」とことになっていた義母の病状が「治った」というかい離は、どういうことなのだろう。半年後に再検査というから、見放したわけではないだろうと、ともかく無理矢理納得させた。とはいえ、シャキシャキと動ける状態ではないから、本人は釈然としない気持ちだろう。
帰り道で、「我が家の桜」を見ていこうと少し寄り道をした。公園と言うより広場と言うほうがふさわしい片隅に、今年も咲いた河津桜は、まだ背が低くてそれだけ可愛い。花が、まだ数えるくらいしか咲かないのが「哀れ」。そのうち自慢げにたわわに花をつけるだろうと、思いつつハナミをした。