2019年3月6日水曜日

入江ゼミ写真展(4/9~4/14)のパンフレット造り

 写真展のパンフレットの文言を修正する作業は、毎回大事な仕事になっている。ブログを書いているときは、字句の間違いやコロガシなど、推敲する作業を複数回する。時々正しくない文言を書いても、気が付かず投稿してしまったことは何回もある。誤ったままの文章投稿に、後になって気が付いて背筋が寒くなる。

 写真展のパンフレットの言葉の誤りは論外で、いわば「公式文書」とも言えるものだから、キチンと表現されなくてはならない。自力でそれぞれが自分の写真に、言葉を付加して表現していく。そこには思いも込めるし、写真を見た人に撮影情報を提供して、味わいをより深くしてもらえればとの目的で作業をする。

 専門家であれば、すらすらと定型的にキャプションが造れるのかもしれないが、自分たちで練り上げるところに撮った写真への表現の一部として飾りつける。子供に新しい服を着せて七五三に行くようなものとでも言ったらいいのか。

 何かといえば人より優れなくてはならぬと、けしかける社会の有り様から解き放たれて、少々動きの鈍くなった頭脳に刺激を加えながら、自分なりの写真を押出していく。これは、様々なステップを乗り越えた、「楽しい境地」になる。

 楽しさを感じないようであれば、まだ枝葉の部分に引っかかっていることなのだと、思いながらこの工程を完成させる。パンフレットのまとめ役の人は5版を重ねた。大変な作業だ。