2011年10月18日火曜日

異常気象黙過できない

 異常気象の影響でタイの日系企業が影響を受けている。部品の供給が止まってホンダ、トヨタ、日産などの自動車業界や精密機械関係もキャノン、ニコンなどに影響がでている。

 雨期の豪雨は50年間で最も多いという。その結果ダムが満水になってしまって、決壊を防ぐために多量の放水をせざるを得なかった。貯水機能を果たす田んぼや沼地などが開発で失われ、極端な増水現象が起きるようになったという専門家もいるという。

 日本国内の異常気象の影響も大きな被害を生んでいる。政府は温暖化問題に極めて消極的な態度を続けているけれども、もう無視できないところまで来ているのではないか。アメリカのハリケーン、日本の集中豪雨も想定外などとしては被害が広がるばかりだろう。

 そしてダムが洪水対策にはならないことがまた実証された。16日に見た胆沢ダムも「洪水防止」がウリの宣伝をしていたが…。