2013年2月5日火曜日

NET情報も見分けが必要


 「YAHOOジャパンの知恵袋」というHPサイトがある。ニュース、政治、国際情勢等々なんでも質問して、その質問の回答をまた他人の投稿で解決するというサイト。解らないことを「キーワード」にしてHPの検索をしたときに、ヒットしてよく出てくるが、そこにのっていた「解決済みのQ&A」の話がツイッターに流れた。発言の内容が酷いということで、投稿されたものだった。
(解決済みのQ&A)=====================
2007/5/12
TBS社長・井上弘氏の過去の発言を知って怖くなりました
TBSはウソでも何でも放送して、馬鹿な日本人を洗脳して、日本を支配しようとしているのでしょうか?

「テレビは洗脳装置。嘘でも放送しちゃえばそれが真実」(1998年TBS副社長時代)
「社会を支配しているのはテレビ。これからは私が日本を支配するわけです」(2002年社長就任時)
「日本人はバカばかりだから、我々テレビ人が指導監督してやっとるんです」(2003年)
「NHK受信料を値上げして、その一部を民放にも分配するべき」(2005年)

ベストアンサーに選ばれた回答

普通です。
テレビに限らず新聞や雑誌なども全部真実を伝えているわけではありません。ドキュメンタリーやニュースでも内容に演出や編集が必ず入っています。彼らは、人気者や悪者、そして流行などを自分たちで作り上げれると思っているし現に大勢の人間が情報操作に操られています。
これが現実です。
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ウィキペディアにも同様の書き込みがあり、「この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。」とした断り書きがしてある。

 「テレビは洗脳装置」という発言は、ありそうなことだと思う。この発言を聞いて怒りを持った人が書き込んだものと思う。事実がNETのなかで飛び回るのは悪いことではない。ただ、最初の書き込みが間違ったものであっても、違っているものが飛び回ることにもある。そういう恐れもあり得ると、考えさせられた。

 この場合はねつ造と言うことはなさそうだが、事実でないことは書き込まれたら、そのことを知るまで訂正や修正ができない。「YAHOOジャパンの知恵袋」も「ウィキペディア」も、書き込む内容の責任が利用者に依存しているから、悪意を持った宣伝には弱い。まして、パソコンを使用していない人から見たら、随分と危ない仕掛けが出回っているということになる。