2012年5月13日日曜日

左利きの道具が欲しい


 自分は右利きだから、他人の多くと同じだ。ものの道具は右利きが多いのは当たり前といえば当たり前だけれども、釣り道具でもそれが問題になる(と思う)。

 左利きの人のことを考えてというわけではないが、カワハギに熱中していた頃は、左で巻き上げるリールを探した。それはあった。左で巻いた方が絶対理屈に合っていると思っていた。それは今も変わらないが、微妙なアタリは利き腕を使った方が、わかりやすい。

 右手でアタリをとって、掛かれば左に持ち変えるというのが一般的。右で巻き取る方が器用に巻き取りやすいというのもある。しかし、アタリを取って魚をかけた後なのだから、そんなに大急ぎで巻き取る必要は無いんではないかと思っている。

 道具を作るメーカーもそういうこともあると思ってもらうと有り難い(判っているかも知れない)。この間のイワナ釣りで、魚の反応がとても良かったので、余裕を生かしてデジカメの動画で写した。

 掛けた魚が、暴れ回って泳ぎ回るから、雑木に糸が絡まないように調整しなくてはならなかった。こういうとき器用に対応できるのはむろん右腕だから、カメラを持つのは左手になる。これがスムーズにはいかない。

 キャップを外して、シャッターを押すのに、そのボタン位置は右端だ。魚に気を遣いながら、カメラを落とさないように、シャッターを押すまでは、ちょっと大変だった。メーカーにそんな場合もあると考えてもらえればそれに越したことはないが、左利きの人はカメラの左端にシャッターがあった方が良いんじゃないかなと考えた次第。