2021年11月7日日曜日

飛騨高山の小京都、お土産買いあさり風情はもうひとつ

 ツアーの目玉の一つでもあった飛騨高山は、街並みが新しくて昔ながらの風情はあまりなく、少し物足りなかった。中高生の就学旅行と若い人たちが歩き回る姿が目立って見えた。お土産屋は、いつもさておいてのことで、ここでも記念にすべきものに興味が届かず、もっぱら、昔らしさを探して歩いて行った。

 新しく建て替えした家も、昔風には気を使っているようでも、やっぱり物足りなさは否めないものだった。街中を横切る宮川には、立派な鯉がたくさん泳いでいて、古都らしさを残していたようでもある。

 改めて地図を見ると、少し離れたところに城址やら寺、神社などがあったが、そこまで行ってみる時間もなかっただろう。ツアーゆえのことで、あまり自由に行動するわけにはいかないが、ちょうど膝痛の状況もかかえているし、時間に遅れぬようにさえすれば、「連れて行ってもらえる」立場からは、これ以上のことを求めるのは無理か。