2013年11月11日月曜日

オスプレイを見下ろす嘉数(カカジ)高地

 沖縄ツアーで最初に訪れた嘉数(カカジ)台。沖縄上陸の米軍を迎え撃つ最前線の基地とされた嘉数(カカジ)高地。高地と言っても高台。本土決戦の「引き伸ばし」のためにあえてこの場が選ばれた。戦車に体当たりする「肉弾戦」があった。米軍22台の戦車が破壊され、2週間の戦闘だったことが「語り草」となって、評価される向きもある。これ以後の沖縄戦も含めると戦没者は20万人以上。(沖縄戦での住民の犠牲者数は国の調査が行われておらず正確な数は不明だが、1950年の沖縄県援護課の発表では沖縄戦の日本側死亡者:188136人⇔2013.1.1の三鷹市の人口186,416人)
 二度とあってはならないとする以外に考えようはない。






 この高台から見るオスプレイはキチンと並んで翼をたたんでいた。不幸にして落ちた場合は、本体を傷めないようにバラバラに飛び散るようになっているということだ。宜野湾市の真ん中に堂々と占拠している米軍基地は、占領軍の居座りというのがピッタリしている。