2012年3月29日木曜日

渓流つりへ高まる期待がしぼんでしまう


 歩いていると、屋根に積もった雪が溶けて流れ出しているのが見える。昨日今日は気温があがって、渓流へいきたい気持ちが膨らんでくる。渓流の水量はどうだろうかと思って歩きながら、小沢をのぞき込むが…まだかな。

 今日のニュースで岩手県の川の漁に自粛要請が出されたとのこと。渓流魚からセシウムが101ベクレルから189ベクレル検出されているという。砂鉄川、大川、衣川、住田川、黒沢の調査によるものと。

 春を渓流で楽しむという極上の楽しみを打ち消されるようだ。ホームページで「みんなでつくる放射線量マップ」(←クリック)というのがあった。「測定位置」と「計測機器」を登録して、情報を共有しようというもの。

 おお素晴らしい物があるなと思い、中身を見ていくと、なんと「電気事業連合会」の仕業らしい。ここにリンクされている「電気企業連合会」をクリックして「?よくある質問」の一つをみてみた。

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よくあるご質問

原子力施設で重大な事故が発生する可能性はゼロとは言えないのではないか?
原子力施設の安全に対する考え方は、どのような場合にも、放射性物質から周辺の人々の安全を確保することです。
たとえば、原子力発電所では、何重もの安全対策、すなわち
・異常な事態の発生を未然に防止する対策
・万一異常な事態が発生してもその異常が拡大し事故に発展することを防止する対策
・更に事故に至っても放射性物質の外部への異常な放出を防止するための対策
が採られています。このように、原子力施設では、仮に機器の故障や運転員のミスがあった場合でも、これがすぐに事故につながることのないような配慮がなされています。

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それにしても、参加型放射能測定とは御念のいったこと。それに、安全性について反省がありませんね。