2012年8月23日木曜日

釣りの楽しみ、釣って食べる楽しみが


  昨年の10月の時点での、文科省の航空機モニタリングがある。福島第一原発j事故で全国各地に降ったセシウム量を調べたものとされている。このセシウムの数値が大きい順をみてみると、所属する釣りの会が釣り場としているところと、ほとんど重なる。

 魚に関する放射能汚染調査は、漁業権魚種のみしか対象とされていないから、ハゼ、手長エビ、メゴチ、ヤマベなどは調べられていない。どんな魚であれ生態系の一部を占めるのだから、それぞれが生息する状況の中でどれくらいの影響を受けているのかは、調べてもいいことだと思う。

 その集積の上で、全体の評価にも影響してくるのではないだろうか。これから先、人に対しての影響がどうだったかが明らかにされなくてはならないだろう。放射能汚染が影響している場合の検査は、制限されているとも聞く。どこにどれだけ蓄積されて、どう変化しているのかという測定を続ける必要は大いにあると思うのだが、国や自治体の動きはよくない。

たまたま訪れた東久留米市役所には掲示があった


中村隆市ブログ「風の便り」から転載
東京新聞2011103日→ 東京新聞
セシウムの数値が大きい順に並べてみました。   
宮城、福島両県はデータなし
単位:ベクレル/平方メートル
茨城県 40660.0
山形県 22502.0
東京都 17318.0
栃木県 14490.0
埼玉県 12480.0
群馬県 10320.0
千葉県 10095.0
神奈川県 7730.0
岩手県  2973.0
長野県  2492.0