2013年12月29日日曜日

自分の金で酒を飲む

 今年もまあ、よく飲んだ。γGPTが上がって境界線を跨いだ。肝臓の場合はアルコールを止めることで回復してくるから、間をあけるのが常道の対策なので、医者も注意を促す指導だけだ。
 だいたい飲むと癖がついたように、自然とまた飲むことを繰り返す。先が長くないわけだから、そんなに気にしなくてもいいのじゃないかと、思うところもある。でも、先がどのくらいあるかは測れないし、飲むと確かにつかれる。内臓を総動員してアルコールを始末するのだろう。つまみも結局は偏食しているのとおなじことだからダメージなる。自分の体力に応じて適正に飲む?それがいいと思って、間を置く。間を置けばこれから先、長く酒が飲めるなというおとしどころだ。

安倍首相が、新聞やテレビ局の幹部とマメに酒を飲んでいるとか。「会食」だからたっぷりいただく深酒とは違うかもしれないが、皮肉に言えば「真面目なはなし(→首相のお願い聞いてよね♪)」というものに違いない。そりゃあ首相だから儀礼的にやるものも多々あるのは認めるが、何回もとなるとね。しかも税金でやっているとなると一言言いたくなるのは当然だ。

 報道する内容に手心が加えられて、NHKのように首相の発言を無批判に報道するようなことになっては、民主主義が成り立たない。国の将来や皆の生活を左右する大事な政治問題を、一方通行の意見だけとなるのは「北~」と変わらない。飲む方だって楽しい酒ではないだろう。確信犯もいるだろうけど…。となると、いい酒じゃあないな。悪法がサクサクと成立して毒が体中に回って~そんな酒はだめよ。

なのに、びっくりしたことに、来年度予算では「官邸主導による広報の強化」で、21億円も増やして65億円を組むのだとか(赤旗)。酒で道を誤っちゃあいけないよ。飲みたきゃ自分のお金で飲むのが世間の常識というもの。それにしても消費税というのは、好き勝手なところに予算を充てていく悪い税金だ。

26日の首相の会食は、報道各社の政治部長とANAインターコンチネンタルホテル東京の雲海

暇に任せて雲海のメニューなど検索した。当然だろうけど、いい値段だ。