2013年5月23日木曜日

晴れた5月の活性を浴びにいく

 5月になると釣りの行事も佳境に入る。植物が芽吹くころは、魚の活性がずっと上がるから、多少釣りの腕前が悪くても成果にありつくことができるからという事情がある。(これはあくまでも自分のこと)一番好きなの渓流釣りは、どこで行けるのかを算段しないといけない。釣りの会ではなかなか大会にもなりにくいし、海の釣りもののようにはいかない。

 そしてこの時期は、目に入る風景がすばらしいものになる。やまの緑が薄い緑から濃く色づいていく。山桜の淡いピンクがなくなって、凛とした木々が風を流す音を聞くと元気が湧いてくる。もっとも、これも渓流釣りの興奮と連動しているのかもしれない。
 
 そして田植えだ。田に精魂込めて植えられた稲が生まれたての瞬間は、ほかのものに換えられない感動を受ける。腰を折って稲を植える手作業を、どのくらい長い間やってきたことか。この時をカメラで切り取りに行く。写真撮りの愛好者仲間もこのときは、ねらい目とわさわさと相談が出来上がった。