2016年3月6日日曜日

氷見漁港の周辺は昔の賑わいがある

 4日のルートが入り混じるが、10日に寄った上庄川と漁港は古くからの歴史を感じるところだったし、それをカメラに収めることを目標とした。能登は全域を通じて歴史と伝統がどこにも刻まれていて、写真に限らずその文化を調べ歩いたら、日本のもっと深まった理解ができるだろうと思いながら回っている。

 氷見漁港の周辺もその古きものが垣間見えて、日本の歴史と文化を感じさせるところだった。人に出会えればもっとその思いを深めることができるかもしれないが、通りがかりの人は元々少ないし、しょせん通りがかりの「馬の骨」なのだから、なかなか思うようにはいかない。

 歩きながら、しかし「なにかありそうだった」臭いを嗅ぎ取ることに集中して、結構な時間を費やした。氷見漁港は、もう市場の人がいない時間帯だったのか、烏とサギと鳶が港の中をにぎやかに凌駕しているだけだった。