2015年2月24日火曜日

輪島の朝市、出店が少なくて

 二日目の輪島は、水曜日で朝市は休みの日だった。毎月第二、四水曜が休みだったのを思い出した。前日に雨の合間をひと回りして、港の周りを一巡りして様子を撮っておいた。夕方5時ごろだったか、有線放送で「明日の巻き網漁は…で…」といった声が流れた。繰り返しの放送を確かめても、なんといっているのかはよくわからない。ちょうど行き交ったおばあちゃんに尋ねると、これもダイレクトには理解できない。聞き返して、ようやく天候が悪いから巻き網漁はやらないということが分かった。輪島まで来るまで眺めた海の海の様子はで、そうなんだろうなと思った。

輪島には二泊の日程だったので、翌朝これも雨の降る中カメラを濡れないように庇いながら市場に向かった。市場は撮りにくいものだ。店で働いている人、主にお婆ちゃん達を撮るのだが、ただ撮るのには気が引ける。撮影仲間同士で、誰かが話しかけてやり取りしている間に、他の仲間が撮るようにするという方法が、なんとなく身に着いた撮影方法になっている。しかしそれにしても、買って行けとあちこちから声をかけられると、知らん顔ばかりはできない。ちょうど当日コースの昼食時には食べられる店はないので、なにかを買って用意しておこうということで、おこわのお握りを買うことになった。


市場はこれまでになく出店しているテントが少ない。今の時期は野菜が採れなくて品物も少なし、高齢者がおおいから休む人が多いということだった。そういえば割り方若い人が目についた。ご多分にもれず高齢化の波は観光にも影響をしているのだ。北陸新幹線が開通になって、観光客が増えることになるのだろうか。