2017年1月17日火曜日

下流部へ戻り神田川合流点の下、中野新橋から下流を見る

 中野新橋周辺は、災害対策で護岸のかさ上げ工事が終わって間もない。その結果コの字型の川、すなわち水路としての型が強調されたままかさ上げされた。安全を手に入れたと評価されることになったわけである。

 集中豪雨のすさまじさは否定すべくもないが、しかしそれで「川」はどうなったのか?というモヤモヤが残る。山手通りまでの間、川といえるのかどうかの水路はずいぶんと無粋だ。工事完了の時はつい最近なのに、もう「汚れ」が目につく。いや、汚れは「ドブ」との違いがない機能を前提としているからなのではないか。そんなイヤミを言いたくなる。

 都会には生活では使うこともない、邪魔者の雨水が、正直にその姿を見せている。ここでの流れでは、水草が黒々として、おそらくは半死状態にあると見える。この場にもカモのグループがいるのだが、浅い川底と形状はエサがいるのかと思えるし、型が小さいカモのグループは、子供たちの就餌訓練場かとも思えた。

遊歩道は綺麗にできている

工事区間の境目は統一性がない。こんな工事でいいのか?と思う


新宿方面に向けて幾何学的?

この汚れはなんなのだろう

水底の草は黒っぽくて上流部とは雲泥の差