2017年2月21日火曜日

東京までの距離を感じる移動時間

 グーグルカレンダーに書き込んである予定表をみながら、落ち着きを見せている親父に、とりあえずできることは区切りがついたので、東京へ帰ろうかと思った。午前中までの様子もみてから決めようと、ギリギリまで盛岡発の新幹線乗車券のNET予約をしないでおいた。

 盛岡駅着までの余裕を考えて購入するのだが、午後はつなぎの銀河鉄道の本数が減るので、待ち時間が余分にかかる。東京→盛岡間で新幹線の早い方は2時間半だが、これにどうみても小一時間余計にかかる。新幹線や航空機を利用するときはどこへ行く際も同じだが、この余分な時間は馬鹿にできない。海外に行く時よりはよっぽどいいが、家から足を踏み出す習慣を気にしていると、なにをしていても落ち着かない。今日も結局自宅に着くまでは5時間を要した。

 岩手山麓でこのところずっと早寝気味だったので、朝早く目が覚めて「二度寝」状態。目を覚ました時にはもう昼かと思うほどの明るさだった。外を見ると前日降っていた雪がすっかり上がって、まぶしい光が青空を遮って差し込んでいた。今年の雪は少ない、降らないともっぱらの話題だったが、今冬一番の降り様になったとのこと。

 岩手山麓にいる間いろいろと学ぶことが多かった。終末は自分にもかかわってくることであり、だから無下にしてはならないし、されたくもない。何ができるかの自信はさっぱりないが、勉強しつつということになるのだろう。幸いなことに、高齢者問題に対する対応法は、身近な経験も結構あることだし、類する情報はたくさんありそうだ。来月また来るよと言って親父と別れた。