2019年2月12日火曜日

Tカード情報駄々洩れ

 Tカードは、今使っているものでもマルエツ、ファミリーマート、コーヒー店、などでの購入でポイントを蓄えている。貧乏人故にポイントの蓄えも楽しみと思って使っているのだが、このTカードの情報が洩れているとのことが問題になっている。

 2012年から警察など捜査機関からの任意の提供依頼に応じて、個人情報を伝えているとのことが1月に報道された。犯罪にかかわるようなことはしないにしても、最悪で「犯人に仕立てられる」ことはありうることで、令状もなく調べられるとしたら、気持ちが悪いだけではおわらず、プライバシーの侵害にあたる。

 Tカード会員は約6800万人で登録の際に、氏名、住所、生年月日などを届けることになっている。提携店は約94万店舗あって、買い物歴などが運営会社(カルチュア・コンビニエンス・クラブ=CCC)に集約され、その情報で会員のし好や行動などが「さらされる」対象になる。実際の運用はわからないが、それを考えただけでもぞっとする。

 25日にCCCが「情報の取り扱いに関する基本方針の再建問」をすると発表し、方針が決まるまでは「捜査令状に基づく場合のみ対応する」扱いとするとのことだが、個人情報の漏洩に歯止めがかけられるのか目が離せないことだ。

Tカード情報の“令状なし提供”、本当に監視すべき相手は?

Tカード情報、令状なく提供 レンタルやポイント履歴 会員規約に明記せず

Tカード情報、「令状なし」での提供しないことに。問題視され、カルチュア・コンビニエンス・クラブが変更