2023年11月6日月曜日

広島呉へまた撮影旅

 呉の日新製鋼工場跡をもう一度みたくて呉へでかけた。日新製鋼は「旧呉海軍工廠製鋼部」と紹介されていて、明治時代から軍国の時代を通り抜けてきた。戦艦大和を建造したことで有名で、20219月に高炉を休止した。今後10年かけて解体していくとのことで、前回呉を訪れたときに、その工場の規模におどろいた。なんとか赤茶けた色の工場をもっと撮ってみたいと思っていた。そのほかにも島部の古い由緒のありそうな家並みや島の小高い山が砂利取りで削られているシーンをカメラに収めたいと思っていた。

 KYODOニュース~

 呉から「撤退」日本製鉄は30日、瀬戸内製鉄所呉地区(広島県呉市)を全面閉鎖した。72年にわたり地元経済を支えてきたが、鉄鋼需要の減少などを受け全設備を休止した。解体作業には10年程度かかる見込み。  同地区の高炉は1951年、太平洋戦争中に戦艦大和を建造した呉海軍工廠跡地に建設された。日鉄は2020年、国内需要の減少や輸出市場の競合激化を背景に経営合理化を図り、設備規模が小さく老朽化が進む同地区の閉鎖を決定。219月に高炉2基を休止した。今月14日には最後の製品の出荷を終えた。日鉄呉地区によると、10月以降、高炉などの解体に本格的に着手する。跡地の活用方法は決まっていない。

 今回は現地が見える三津峰山展望台へ車で上がってみた。運用区ほぼ全景が見えて目的が果たせた。写真はスマホで撮った。帰りの新幹線からアップ。後日カメラ分をアップするつもり。こだわっているのは、この跡地がどのように使われるのかを気にしてのこと。「兵器産業の期待」があるのではないかと深謀遠慮。