2018年1月29日月曜日

銀座の品格


 銀座はどうのこうのという程の、昔流にいえばそんな身分でもない。地の利がいいので宴会の集合場所としても、「習い事」に行く機会があることもあり、多少身近に感じるようになってきた。新宿、池袋などいつも通る嫌な雑踏を思うと、ずっと落ち着いた街の雰囲気の味わいがある。

 10日ほど前、築地で小宴会をやった後、銀座まで歩こうかと思いついた。あちこちの街角やショーウィンドウの灯がきれいで、思わずスマホで拾い上げて撮った。






2018年1月28日日曜日

豪雪で、行かなかった伊根旅の残念会


 伊根への撮影旅行は中止になった。当初JTBに申し込みをしたのをキャンセルし、独自で組み立てた計画はあえなく中止に追い込まれた。宿泊先へのキャンセル連絡、ジパングの割引切符の払い戻し、レンタカー予約取り消しの手続きをして、キャンセル料は切符の一部だけということになった。

 大山鳴動…といったところだが、この手の旅が中止になった経験は珍しい。天気予報の方は少しも「温暖化」との関りを言わないが、豪雪を呼び込んだのはおそらく温暖化のせいだろう。出かける直前の天気予報は寒波が来ているとしきりに言っていたが、少々高をくくっていた。

 レンタカーも4輪駆動を指定し、もちろんスタッドレスもはかせて、それなりの料金も払うことになっていた。それも高をくくった理由になった。旅行の荷造りがしっかり出来上がって、万全の態勢ができていた。同行の方からメールをもらって、雪が多いねとのコメントを読んだ。

 念のためと思って宿泊の施設へ電話を入れた。雪が多いので事情も察し、宿泊をやめてもキャンセル料は取りませんとのこと。二泊目の民宿へは道路の様子も聞いたが、車の移動も支障がある様子。キャンセルしたほかのお客さんもいるとのことだった。また改めてきてくださいという話をしてもらって、キャンセルを決めた。

 残念会をやろうと3人だけ集まって、飲みながら中止になった「キズ」を癒した。心配すればキリはないが、高齢者に近いグループでは無理をしないのが正しいかもしれない。次はどうしようかとの目論見も出し合って、次回への期待につないだ。




2018年1月25日木曜日

報道の自由、見る方の不自由

 最近に限らないことではあるが、ワイドショーの番組内容は、判で押したようにどこのチャンネルも、話題が同じものになっている。何を取り上げようが造る方の自由ということもあるにはある。事前に披露しあったたうえでの番組にしているということは、ほかのネタ=排除されるネタも一緒だということも言える。

 相撲界の不祥事ネタも北朝鮮と韓国のオリンピック代表団の話も、もういいやと思う人もいるだろう。よくご丁寧に掘り下げて枝葉の話というか、それは大事ことだと言えないことまで、コメントしてくれる。スポーツ新聞や週刊誌がネタ元で、NETのそれへの反応を見ながら、報道内容を構成しているが故のこととはいえ、細かい部分まで含めで同じ内容になっていく。

 平昌オリンピックの韓国と北朝鮮の統一代表団の話題は、特に北朝鮮の「戦略」に韓国が乗せられているみたいな描き方がされる。北朝鮮の有り様が言われるときには、アメリカ政府と日本との関りも言う必要があるだろう。差し迫った核兵器使用をさせないという立ち位置なら、オリンピックの間の「緊張緩和」は見つけものじゃないのだろうか。

 ことさら北朝鮮と韓国の行動に焦点を当てて、ホッケーの合同チームでは力を発揮できないだろう、みたいな話を探り出すのはあまりに皮相だ。この際日本の首相だって韓国(オリンピック)に行って「対話」を狙うべきではないのか。予算国会の日程で時間が取れないなどと、もっぱら従軍慰安婦の対応に対する「圧力」と北朝鮮への「軍事的」圧力しか考えていない。野党が憲法に基づいて要求した臨時国会から逃げ回ったこと忘れているのだろうか。

(と、ブログをまとめていたら、韓国に行くことにしたのだとか。アメリカからも行けという意思があったとのこともあり、韓国に行くべきという世論が多かったのを気にしてのことだろう。

2018年1月22日月曜日

寒空に冬の情緒

 写真展の案内があり、青梅まで出かけた。せっかくの遠隔地なのだから、近くに何かないかと、ネットで見たら会場の裏側に広い公園があるのがわかった。よしそれではと、カメラを支度をして出かけた。

 初めて行くところはどんなところかと、期待をして出かけたのだが、朝食の時間が遅くて待ち合わせまでに余裕がなくなってしまった。橋を渡ってもうひとつの橋から折り返すコースを撮って歩いた。多摩川は広い瀬があり悠々と流れていて、広がった河原の空間が気持ちよく、おおらかな気分にさせてもらった。








2018年1月18日木曜日

ご近所の建設ラッシュ

 経団連が賃上げに前向きの検討をしていると報道している。アベノミクスで「賃金に回ってこなかった」ことを暴露することになった。内部留保だけが潤沢になっていることは、マスコミでも報道されるようになったし、個人消費への期待は当然のこと。

 リニア新幹線の受注談合、豊洲新市場の「工事費つり上げ」、オリンピック施設も埒外ではないだろう。都市再開発への傾注など、こんなに前のめりになって資金投入をして、われらの懐と生活が潤っていくのかおおいに疑問を感じる。

 気が付いてみると我が家の近所でも、「ウォーキングコース」で建設ラッシュが起きている。タクワンを漬けるときに糠を購入していた米屋が消えてしまった。カワハギつりの時に餌のアサリを購入している魚屋はかつて近所に6軒あった。いまや最後の1軒も駐車場になっている。新築ビルはマンションだろう。住宅地の道路は人通りが徐々に増えているが、いっそう人が増えることになるだろう。カラスがごみの集積場で獲物を狙うチャンスが増えることになる。






2018年1月17日水曜日

浪費はやめてカネは大事に使うべき

 社会保障の財源を語るときには、消費税の増税や新税の必要性を言い、減税の話となると企業の負担を減らすと言う。そして、海外へ行っては景気よく金をばらまき、北朝鮮のミサイル、核開発を利用して、アメリカの兵器を衝動買いする。財源がいくらあってもこういう浪費では足りることはない。

 買い入れた兵器は万一の攻撃を受けた時のためにということだが、もっぱら「圧力」しか頭にない装備強化は緊張が増すだけのことではないか。韓国と北朝鮮の「対話」開始で緊張が和らぐときは、対話に向けたチャンスなのではないのか。

 日本の首相は韓国のオリンピック開会式にはいかないと発表している。「予算国会」のために時間がとれないなどと言う理由にしている。そんなに国会の対応に熱心とは見受けられない。モリカケ問題で臨時国会開会を憲法に則って要求されたときに、一向に対応しなかったのは忘れたとでもいうのか。

対話、外交交渉ではムダになる兵器類の価格をNETで拾ってみた。戦争はルールはないわけで、軍拡競争に際限はない。これで優位という終わりのない道を続けることでしかない。

F16514100万円
P3C130億円
F21168100万円
PAC3…実際は80%以上の命中率があるそうです。開発してまもない頃は、命中率が芳しくありませんでした射程1520㎞ マッハ5(中距離弾道ミサイル マッハ921 長距離マッハ2124) 一発5億円システム8億円 
SM-3 ブロックIIからは日米共同で開発、迎撃範囲が大幅に伸び。イージス艦のレーダ探知範囲185 370キロ程度)を超えるので、前方に展開する航空機や艦船からのレーダ情報とデータリンクさせて目標を探知し迎撃させるもの。研究開発総費用は21 27億ドル、日本側負担は10 12億ドルとなっている。(配備費用は除く)2018年から実戦配備を始める。この配備により中距離弾道ミサイル(IRBM)にも対処可能となる予定。
F35145億 重要ソフト未完 (機関砲×、赤外線ミサイル×)

RQ4…各種センサーを除いた値段は125億円で、司令部などの地上施設の建設などを含めると総額数百億円に上る見通し。

2018年1月11日木曜日

中野区・平和の森公園をなにゆえ「整備」するのか

 中野区の北にある平和の森公園は、芝生の土の原っぱと樹木の林で構成されている憩いの場だ。伐採した樹木園に場所にバーベキュー、陸上トラック、コンクリの滑り台を造り、体育館を造るということだ。体育館は付近に以前あった公営住宅も取り壊して、そこにも造ると掲示板に表示してある。
 
 オリンピック、パラリンピックのための整備計画としているのだとか。特徴的なのは、議会にも出されているさまざまな意見にこたえる気が全くないということ。批判されているのは当然だと思う。格好だけ区長との対話をし、住民説明会、パブコメなどの寄せられている意見には応えないし、情報も開示しないとのことだ。
 
 樹木の伐採計画は東中野、江原、哲学堂でも進められていて、いまどき希少な公園を狭め、樹木を切るという「整備」が強引に進められている。

 平和の森公園では、保育園か幼稚園の幼児たちが、先生の誘導で走り回って遊んでいる。ベンチにはゆったりと腰かけた高齢者が日向を味わっている。なかには孫と思しき子供に凧揚げの指導をしている光景も。小さな模型(紙?)飛行機をつかって競技をしている比較的若い人もいる。周囲にあるランニングコースでは必ず走っている人たちがいる。

 万人が憩い親しめる場所を再整備して、区民のためということになるのか大いに疑問だ。北側の樹木園は17000本の木を伐採するという驚きの工事が始められる。再整備というよりも文化と自然と生活への「壊し」にならないのだろうか。















2018年1月6日土曜日

紅白歌合戦見るも見ないも暮れのこと

 NHKの紅白歌合戦は見ないことにしているが、歌合戦に出演した“丘みどり”が歌った「佐渡の夕笛」のジャケットづくりに息子がかかわったとのこと。といっても、能面を持って行っただけのこと。

 佐渡は能と縁が深く能舞台が現在も30もある。江戸幕府が金銀山のために、天領とし金山奉行として大久保長安を赴任させた。そのとき能役者を同伴したのが始まりで、佐渡各地の神社に能を奉納した。庶民にも広く開放したため明治のころには200以上の能舞台が作られた。息子もそんな関係から佐渡に出かけることがあった。
 
 「佐渡の夕笛」のジャケットに能面を使いたいとの話があって届けたということだった。Facebookでともだちになっている方が、同郷出身の“丘みどり”が出演するので、今年は紅白歌合戦を見てしまったと投稿されていた。


2018年1月3日水曜日

ブログを書けば健康に結びつくかな?

 ブログを書くのに着想がいるし、文章をまとめるためにエネルギーを使う。健康のためにいいことだと思って書く。書くことを自己目的化して続けていけば、やっている気分がストレス解消になっているのかもしれない。ブログが出来上がるとほっとするから、逆に書こうとすることでストレスにもなっている。

 もっぱら余生の生活は、成果なぞというものはいらない。業績の価値観も考える必要はないから、専ら己のみの満足感を求めてのこと。当然金に結び付くことはない。今年も朝の洗顔と同じつもりでやっていければいいと思う。

 暮れに健診結果が送られてきた。心臓の働きが悪いので再検査が必要とのこと。休肝日の効用で肝機能の数値はよくなってきた。年相応の証明だろうなと、お付き合いのほどを祈るのみ。BMIは経年少しずつ小さくなってきているが、このメタボ基準はずっと高めになっている。この間チラ見だったが、テレビで22~27までも基準の幅として認めていいとの話をしていた。

 健診の基準は18.524.9までが幅となっているが、人間は太目細目があるので、健康的であるならば、その数値にこだわることはないのではないかと思う。タイプ別の区分を考えないのか。もっともそういってしまえば、他の血液検査などの結果も人別になってくるということになるが、ビックデータ利用による把握などができれば、個性の数値水準をもつことができるのではないか?個人情報の利用にあたるから工夫はいると思うけれども。

2018年1月1日月曜日

年の初めにあって安穏を感じさせる一時

 新年は息子の追っかけで、鳩の森八幡神社へ。午前零時から新春奉納式が始まった。息子の仕舞は「胡蝶」。落ち着いた感じがしていままでにない感じがした。月が真上近くに見えたので、バックにして河津桜の芽を撮ったけど、暗くてちょっとわからない。「謡初め、舞初め」として桜間会一門が披露する。年明けの催しとして伝統的に引き継がれているものだろう。