2018年9月18日火曜日

涼しくなると頑張る秋


 秋は実りの季節だ。しかし喜んでいられない出来事が、これでもかという具合に発生して、秋を文字通り味わうなどとすることは、気軽にはできないような気がしてくる。この時期に人並みにかかわることのいくつかを体験して、人とはものすごいエネルギーを割いて活動しているのだと、ちかごろ特に思う。

 「経済労働活動」などには縁遠いながらも、少々くたびれ気味のわが身も、それなりの活動に身を置いて奮い立たせることがいくつかはある。自分には好きな部類で付き合っている、合唱の発表会では暗譜がきつくてまいった。無事に(でもなかったけれど)ともかくも終了して、惚けた気分が直らない。力が抜けたようで、のんびりしたい気分が続く。

 とはいえ「次に控えし」は写真展のための準備だ。A3の少し大きい写真用紙に、慣れたはずのプリント作業に入った。が、どういうわけか同じものが2枚プリントされてしまった。慣れてきたはずのコンピューターは、こんなことをしでかす。用紙代はもったいなかったが、かつてのように何枚もやり直すことはないから、良い方かとしなくてはならないかもしれない。

 なにを取り掛かるにも気合と気力を集中しないと、やり始めることもかなわない。好きでやっているのだろうと反論を食うに決まっているから、他人には声をあげてぼやくわけにはいかない。元気なうちが花だから、金もかかるが「高尚な趣味のため」だと、屁理屈も動員して秋を乗り切らんと望むところではある。

写真展作品の2枚