2021年3月31日水曜日

神田川ちょっと華やぎ

 シャッターチャンスは、どれだけ多くの撮影場所に出会えるかが勝負。新型コロナ感染拡大と膝痛でブレーキをかけざるを得なくて癪に障る。せっかくの好天気に恵まれたら自粛気分のままではいられない。通院ついでに神田川の「マイ見どころ」の一つにも行かなくてはならない。

 行かなくてはと義務を大義にたてて行ってみると、案の定見事に咲いている。ほんの小さな公園で、ほんの数本の桜とベンチがあるだけのところ。でも、いつも眺める人がいる。と言っても蜜になるようかことはなく、ウォーキングや散歩がてらの通りすがりの見物客だ。二つばかりのベンチにたまに人が座っていることはある。ちょうど学校の卒業式が終わって卒業生が帰るところらしい。

 そこから近くの大きな公園まで歩いていくと、卒業生たちも歩いてきたので、頼んで一枚撮らせてもらった。「ありがとう!おめでとう!」と声を掛けたら「ありがとうございます」と返事が返ってきた。公園は小さな子連れ親子でにぎわっていた。










2021年3月27日土曜日

桜の誘惑で歩きすぎになる

 昨年あたりは、桜が咲いているところを廻って歩いて撮っていた。ひざ痛はそれもたたっているのかもしれないが、この時期は陽ざしが快くてアドレナリンやらホルモンがでて、元気を掻き立ててくれるらしい。通院のあとに、ついつい歩き回って近くの心当ての「桜名所」を歩いて回った。

 公園で見事に咲いている桜をめがけているのは、自分ばかりでない。保育園の散歩組、ベビーカーの母子組、高齢者組などなど寒暖のない丁度良い日差しを受けて、楽しんでいる。桜を撮って帰ろうとすると、足元に財布が落ちていた。ちょっと迷ったけど拾い上げて、近くにいる人たちに落としていないかと、声をかけたが、該当者はいない。公園の管理者はやっぱり区役所なのか、近くの交番に届けるのが良いか、財布をぶら下げてうろうろしていると、声をかけた若い人もさがしてくれたらしい。その女性が「私はもう少しここにいるから」というのでお任せしてしまった。

 そこから少し歩いた川沿いの橋のたもとで「ハナモモ」(あとでわかった)を見つけた。すると足元に今度は診察券が落ちていた。すぐ近くの接骨医だった。住所が記載されているので、届けに行くことにした。その向かい側の公園でも桜がずいぶん開いていた。












2021年3月22日月曜日

初春の天気のような膝痛

 今日は歩き始めがとても楽な感じだった。この何日かは、また元に戻ったような痛みがあったり張りがあったりして、そうそう一路回復にはならないなと思わせた。今日は二週間を置いた診察日なので、医師に状況を聞かれると思い、前回は「10のうち3くらいの痛さ」と答えていたので、今回医師に聞かれたら「10のうち2、3、4」くらいで変動している」と答えようと考えていた。

 ところが、状態を問うこともなく注射を打って終わってしまった。会話なしでも今の状況からしても長い勝負になるのだと、納得した気分だったので、特にはこちらから話す気もなかった。次回の注射がまた二週間後であることだけ確認した。

 医院に出かけるときには日が差していて、足が軽くて気分がよかったのでカメラを持っていくことにした。近くに小さな公園があって桜の木が2本だけある。少し日当たりが悪いので、今日の「東京は満開」には追い付いていない状況だった。



 

2021年3月16日火曜日

10のうち3くらい良くなった膝

  先週の月曜日に5回目のヒアルロン酸注射をしてもらった。注射の時ベッドに横になっていると、お隣のベッドで医師が「どのくらい痛いか?」という質問をしていた。同じ注射をしてもらっているらしい。「痛いときを10とすると…?」と問われ「2くらい」と返事が聞こえた。こちらの番になって同じことを聞かれ「私の場合は3くらいかな」と答えた。次回の診察は2週間後でいいとのことだった。治るのは2年後だったなどという話も聞いたので、長期戦なのか悪くすれば治らないのかと心配していたが、痛みが取れてきてよかった。

 おりしも「緊急事態宣言」中なので、忠実に巣籠する気はないものの、ちょうど動けない状態なのでテレビ報道をみながら、イライラ暮らしている。イライラは新型コロナの対応をしなくてはならない政府の対応が一番だ。変異株がどうみても増える状態なのに、何か対策すると見えるようなことがされない。「経済、経済」と言いながら「飲食店」をたたくことしか見えない。検査拡大に応じずに営業生活を十分に補償することを避けるとは、これまでの政治の冷酷さそのまま。東京の変異株数が他県に比べて異常に少ないのはおかしい。どうして批判を避けるのだろう。




2021年3月10日水曜日

奥さまパソコンのメンテ

 パソコンが開かなくなったというので、メンテナンスをすることになった。Windowsの更新は長くやっていないとは思っていた。パソコンをようやく立ち上げて、それが20回ほども溜まっていたので、Windowsのアップデートはすごい数なのだと改めて思った。一昼夜かかって、異常に動きの悪い更新ファイルをようよう取り込んだ。

 WindowsMicrosoftのセキュリティー設定方法がよくわからなくて、NETをあれこれ検索して調べた苦闘の結果、三日目がかりで「PINコード」による簡易な方法を設定できた。自分も同じ方法をとって使用しているのだが、設定方法がうる覚えだったし、マイクロソフトの設定画面表示も、前と変わってしまったようですっかり惑わされた。

 画面背景を黒として使うことを前提にした変更もあって、これも更新の内容にあったことが分かった。節電の意味づけをして文字部が白、黄、緑色という基調でまとめられている。もちろんこれまで通りの白色の背景は使える。昔は背景が鼠色で文字が緑じゃなかったかな。

 明るい色の文字は目には刺激が強い(白に目の焦点を合わせるのは自然界ではありえない)のではなかったのか。その時は緑色が目に良いなどと、まことしやかに言われていた。メモ、ワード、エクセルなど文字の書き込みは、まず白の背景に黒だよな。うがって考えればこのご時世に、電気代をいくらかでも安くしようとする経営者の戦略かもしれない。

ディスクトップ 「スタート」画像


 

2021年3月4日木曜日

管理しているのか、されてるのかデジタル社会

 パソコン・スマホのGoogleでアクティビティ(活動)を記録してくれる。自分が動き回った場所を、GPSを使って記録しているので、その記録が一か月毎にまとめてメールで届けられる。スマホを携帯して移動することで、そのルートと立ち寄り先が記録されて、あとで思い出すときの参考にはなる。物忘れの対策にはうってつけで、特に日記を書くときには役立つ。Googleが「本人だけ」の参照と説明しているけれど、どうなのだろうか。デジタルを使って事業する輩には、使える情報だろう。

 昨年一年のまとめによると80都市258スポットを訪れたことになっている。1月の活動では5都市21スポット23㎞の歩行、乗り物は100㎞。2月は2都市8スポット、歩行12㎞、乗り物69㎞とだった。自粛と膝痛でがったりと活動がすっかり鈍っている。早く治ってくれよMy膝。コロナ対応「しっかり」の安売りしないでちゃんとやって!





2021年3月1日月曜日

フキノトウが顔出したとなりの庭

 フキノトウは、雪が解けた後につぼみを出すものだと、ずっと思い込んでいる。雪が春の日差しをうけて、溶けたあとの際にフキノトウが元気よく飛び出す。これをつまんでとるときに、春の実感がわく。

 ちょうどその頃に渓流釣りのシーズンが始まる。早いところでは2月から山に入って釣ることが許されるが、雑誌に出ているような山奥に分け入ってというところまではなかなかできなかった。体力があるころでも渓流のほんの入り口で、魚との出会いを楽しんでいた。それに加えて、釣りの会に加わって、行事計画をこなすことを優先したことで、好きな渓流釣りには集中するわけにはいかなくなってしまった。

 たまに行く渓流釣りは、やっぱり昔の方がよく釣れていた。多分、高速道路などの「整備」と「開発」が人の動きを変えたのだろう。沢に入るとどこでもたいがい「先行者の足跡」をみつける。それだけ釣り場の減少と自然破壊が影響しているのではないか思う。挙句の果てに気候変動による豪雨でどれだけの川が荒れ狂って破壊されていることか。それも我らがなしていることには違いない。

 「釣れなくとも山菜取りで…」と始めから半ばあきらめた釣行が常だった。写真はイワナとフキノトウ(2000年5月)。他の写真は隣の庭のフキノトウ(先週)。