2012年1月8日日曜日

「苦労がわかるでしょ」

  朝から座る間もなしというと、苦労がわかるだろと誰かに言われそう。床屋に行くことになって、尿バッグを取り換えたいがどこにあるかわからないと、一緒に探すが見当たらない。


 面接時間の11時に病院に行って聞くと、一度探して見たところにあると言う。


 運んで持って行ったパンツが違っていて結局役に立たず。シャツも洗ってないからと洗って持っていくことになる。他人の衣類はわからないものだ。「こういうの、ああいうの」というのが、よくわからない。


 テレビ視聴の券を買ってくれと、入院生活の充実化をはかるらしい。テレビを見る元気もないよりはずっといい。


 家へ戻るともう昼食の時間。帰りがけに買った鳥肉(親子どんぶり用)と、青梗菜でうどんの煮込みが出来上がった。めんつゆは表示通りの2倍ではちょっと濃いようだ。


 かくして、パソコンの前に座ったのは1時半。お湯を沸かしコーヒーを溶かして飲む。隣の建築工事は休みなので静かでよい。


 2時に床屋へ爺を連れていく。息子が何回か連れて行っているので、床屋さんも扱いは先刻承知で、済んだら電話で連絡をくれることになっている。


 要介護の人間を放り出していっても扱ってくれるという、こういう社会が高齢化社会ということかと妙に納得。今日は釣りの会の「初づり会」があったが、残念ながら参加できる状況ではなかった。